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インタビュー 2020.12.02

スマホでできる在庫管理・出荷業務の効率化で小売・物流企業をアップデート|ロジクラ

コロナによって我々の生活は大きな変化を余儀なくされた。普段の買い物も例外ではなく、店舗で直接買い物をするのが主流だった時代から、オンラインショッピングが日常になってきている。そんな時代の中で在庫管理に課題を抱える小売企業は少なくない。今回取材させていただいたロジクラ は、オフライン、オンラインの両方に対応し物流倉庫の管理をアップデートしてくれるサービスだ。どんなサービスなのか詳しくお話を伺った。

プロフィール

代表取締役 長浜祐樹

スマホでできる在庫管理・出荷業務の効率化で小売・物流企業をアップデート|ロジクラ

ーーひとことで言うとどんなサービスですか?

ロジクラ は小売企業の在庫管理をサポートし、成長を支援するSaasソフトフェアサービスです。店舗用、つまりオフラインの在庫と通販用、オンライン用の在庫を共通化させて運営していくような業務のサポートを行なっています。

ーーどのように利用するのですか?

ロジクラ のユニークな点として、基本プランのSaasソフトフェアを期間無制限で無料でお使いいただくことができます。今までエクセルなどをお使いだったところををスマホアプリやWebから管理できるようになることで圧倒的な便利さを実感していただけると思います。品数や倉庫の数を増やす際などは有料プランへアップグレードしていただくことでより多くの機能を利用できます。

ーーどのような方が利用されていますか?

お客様は基本的には店舗と通販の両方で販売を行っている小売企業です。

現在、コロナウイルスの影響で今まで店舗だけで販売していた企業も、ECで商品を販売していく必要性が増加しています。しかし、店舗とECの両立は難しく、倉庫の在庫を店舗向けやEC向けに分けて確保し、最小限の在庫で最大限の売り上げを出すことが小売店の経営課題となっています。このような面倒な在庫管理業務に割く労力を減らしたいと考える事業者が多く利用されています。

ーー利用することで得られるメリットはなんですか?

倉庫で出荷作業をしていくだけでECや小売の店舗の在庫を自動で調整することができます。具体的にはAmazonや楽天にどれだけの在庫があるかといったことや、ECから注文がきた際に確実にお客様に届けることをサポートします。これらの在庫管理業務が小売事業者の成長を妨げる原因になりうるため、ここを解消できるのは大きなメリットになります。

ーー競合のサービスはありますか?

競合はスタートアップで数社、上場企業にも在庫管理のSaasソフトウェアを出している企業があります。

ロジクラが他社よりも優れている点は3つあると考えています。一つめは通販連携の豊富さで、Amazon、ネクストエンジン、スマレジ、Shopifyなどのサービスとの連携が可能です。

二つ目は、小売店舗のオムニチャネルに対応している点です。ロジクラ はオフラインのチャネルの管理と自社ECのオンラインの在庫管理のどちらにも対応できます。

三つ目はiOSのアプリで利用可能な点です。お手持ちのiPhoneのカメラを使ってバーコードを読み取る機能が強みです。

1.通販連携の豊富さ(Amazon、ネクストエンジン、スマレジ、Shopifyなど連携)

2.店舗含めたオムニチャネルへの対応!

3.iOSアプリを使ってスマホをバーコードリーダー代わりに!

自身の商売と物流倉庫での経験から課題感を持った

ーー起業の経緯について教えてください

自分自身の二つの大きな経験から起業を志しました。一つは学生時代に食品関連の小さなビジネスをした経験です。売り上げの予想をして商品を仕入れたとしても在庫が余ってしまい、食品ということもあって利益が増えていかないということに気がつき、小売企業の経営の難しさを実感しました。

もう一つは、高校生の頃に物流倉庫で働いた経験です。肉体労働なのはもちろん、紙や伝票といったアナログなシステムを用いており、確認作業も人が行なっていたため非効率的だと感じていました。

これら二つの自身の経験から、小売企業とその物流倉庫で働く人のために物流業界をアップデートしたいと思い、起業しました。

コロナによる小売変革期のニューノーマルを作りたい

ーーこのサービスの今後はどんな進化をしていくのですか?

まず、連携機能を増やしていきたいと考えています。現行のAmazonやShopifyに加え、楽天やYahooなどの通販のチャネルと連携し、より便利な機能を追加していくつもりです。

さらに今後は全く別の新しいプロダクトを出していきたいです。従来の在庫管理だけでなく、経営の意思決定に関わるような、例えば販売チャネルの提案や割引の施策を提案するサービスも提供していけたらなと考えています。

ーー 目指す世界観やビジョンはありますか?

コロナウイルスによって、小売事業のあり方が大きく変わりつつあります。この小売変革期におけるニューノーマルになっていくような会社を作っていき、小売企業の成長にコミットしたいです。

ロジクラが気になった方はこちらから。

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