TAG pickup

ニュース

応募者全員にフィードバック実施!MIT出身者を中心としたベンチャー支援団体が「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト」を開催

メンター陣の面倒見の良さが評判なMIT出身者を中心としたベンチャー支援団体「日本MITベンチャーフォーラム」が、「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト(BPCC19)」のエントリー受付を開始しました。 応募者全員にフィードバックあり! 今回の開催で19年目、19回目を迎える歴史あるビジネスプランコンテストです。最優秀賞には,副賞100万円。その他,協賛企業による特別賞等があります。また,応募者へは、全員に1次(書類)審査の結果とともにフィードバックをご連絡しています。 BPCCは,Business Planning Clinic & Contestの略称。 単なるコンテストの開催、ビジネスプランの評価だけでなく、「Clinic」として、1次審査・2次審査通過者(ファイナリスト候補)へ、経験豊富なMIT-VFJメンターによるメンタリングの機会、1泊2日のメンタリング合宿、ワークショップを含めたブラッシュアップの機会を提供。よりよいビジネスプランの作成・事業展開のための支援を行います。 昨年の優勝者は… 昨年の優勝者は、tonoi株式会社の戀川光央さんによる「Hybrid Computing – 次世代IT処理基盤」。 ビジネスプラン概要: アキバのハッカーが模索するAI達を世に解き放つHybrid Computingは、前人未到の集中かつ分散したデータ仮想化により、スパコンからガジェットまでを高速化、低消費電力化し、DevOps化します。イキイキとしたAI Agentが闊歩するGhost In The Shellの世界を作りましょう。 その他の入賞者と概要はこちらから確認できます。 ビジネスプランがまだ固まっていなくてもOK!? 応募方法は「ビジネスプランスタイル」と「フリースタイル」の2種類。がっちりビジネスプランを構築している人から、志持つ人まで幅広く対象としています。 当コンテストへ応募される方は、以下のいずれかのスタイルに従って作成し・送付をお願いしています。                 1.ビジネスプランスタイル 「エグゼクティブサマリー」及び「ビジネスプラン」の2ファイルをもって応募ください。 ※ 「ビジネスプラン」には、所定の記載必須事項がありますので、HPまたは添付ファイルをご確認ください。 2.フリースタイル ビジネスプランを作成していないかた、を対象とします。 ただし、イノベイティブな技術またはビジネスモデルを有し、それをもってビジネスとして社会や産業に普及を行っていく意思がある方に限ります。 提出書類は、「エグゼクティブサマリー」及び「提案書」の2ファイルをもって応募ください。 審査のスケジュールは? 応募締切 2019年7月31日(水) 23時59分59秒まで 一次審査 8月下旬までに書類審査。審査結果の如何を問わず、応募者全員に1次審査時の評価コメントをご連絡します。なお審査にあたり、8月中旬にヒアリング・質問をさせて頂く場合がございます 二次審査 9月7日(土)に東京でプレゼン審査を実施。ショートプレゼンテーション、及び審査員等による質疑応答に基づき、当日、審査を実施し、同日、審査結果を発表します。プレゼン審査通過者は、ファイナリスト候補者として同日開催のオリエンテーション,9/28-/29開催のメンタリング合宿へ進みます。 毎年大好評の「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト(BPCC19)」。 ぜひ、チャレンジしてみてください!

インタビュー

バックオフィスの業務効率化に注力するべきだ。リピート通販向けの自動化サービス「FULLTIME」(フルタイム)

  原戸 陵至 1984年 大阪府生まれ。高校時代から働き始め平日は中華料理店の出前や夜間駅清掃、 休日はトラックに横乗り高校卒業後、バイトに明け暮れそんな中仕事が面白くなり 大学に進学はせず、卒業後は運送会社に就職して2tトラックの運転手を行う。 その後オーストラリアに約1年留学し、帰国後2年間ほど建設現場を経験してから ITベンチャーの創業に参画。 取締役技術者として5年ほど独自のプロダクト開発などの関わり、 2013年でアスニカを創業。 これまで数十社が抱えている大小約400件もの課題を「モノづくり」という観点で解決してきた。 Previous リピート通販(EC)向けのRPAサービス「FULLTIME」(フルタイム) 自動化文脈の記事は、読者も既に飽きていることだから色々と割愛をさせてもらう。営業が必死に売り上げ向上に勤しむ中、企業のバックオフィスでは無駄な経費が垂れ流しになっている(勿論全ての企業とは言わないが)。業務を自動化すれば、経営状況も必然的に良くなる。その答えを出せる企業を今回は紹介しよう。アスニカ社が運営する「FULLTIME」だ。 「FULLTIME」は一言でいうと、「煩わしさを自動化させる」ツールですね。僕らはリピート通販に特化したRPAロボットを展開しています。より従業員1人あたりの負担を軽減できるように、リピート通販で起きる顧客対応や事務作業を代行するサービスとなっています。 一般的に、単品のリピート通販では顧客は定期的に購入を行います。その際に、顧客からEC事業者にお問い合わせを行うことが多々あるんです。例えば、「まだ商品余っているから、今月分はいらない」などの要望があります。こんなメールが月1000件や2000件来るんです。すごく大変ですよね。「FULLTIME」では、省力化できるようロボットを動かしてお手伝いをしています。(ロボットはソフトウエアロボットになります。) EC事業者、その中でもリピート通販やD2C事業者のための業務代行サービスが「FULLTIME」である。企業ごとの特色がある業界にはなるが、アスニカ社は豊富な開発力を武器に個社対応を行なっている。 具体例①としては、「顧客の定期購入解約」の自動化が挙げられている。 また、売り上げ日報やデータの集計も行えるようだ。 届け日変更などのリピート通販でよくある業務をカバーしている。 クライアントは、うーんそうですね。正直通販のジャンルであればどこでも対応できるというのが本音です。サービスローンチ後は、大企業が多いと思っていましたが、意外と中小の方からもお問い合わせが多い状態です。従業員数でいうと1000名付近の企業さんが多いですね。健康食品や化粧品の事業者さんはかなりボリュームゾーンだと思っています。 RPAツールって結構最近では多く出ていて、中々設定が難しいのが課題ですよね。僕らの場合は、設定まで完全に代行します。お客さんの業務効率化を突き詰めてあげたい。これが僕らの思いです。 高卒社長は、トラック運転手からエンジニアになる。「僕は二番手が嫌なんです」 起業の経緯について聞いた。 僕10代の頃、具体的にいうと16歳くらいから起業を意識していました。当時は大学にいくつもりがなく、バイトばかりしていました。バイト先ではやけに褒められまして、勉強では褒められない僕が初めて成功体験を抱きました。高校を卒業した僕は、トラックの運ちゃんをやったり、オーストラリアに行ったり。不意に前職の代表に出会ったんです。彼を見て僕は、「一番仕事のできる人が社長をやる」という概念を学びました。 彼の元で働き始めた僕は、パソコンも叩けない状態からエンジニアを始めました。当時23歳でした。気合いで3年過ぎた頃にはPMに、その後取締役をやらせていただきました。僕の中では独立することは決まっていたし、彼も器の大きい男でした。「独立しても頑張れ」これが最後に頂いた言葉でしたね。 社員に夢を見せたい。今後は非常識で世界を変える、物作り企業になる。 将来の展望を聞いた。 「アスニカというのは「明日に架ける」という意味でつけた造語です。僕すごく社名で悩みまして、心に決めていた日本語の社名をぶらしたくなかった。希望を持てる、夢を見せられる、明日に向かって邁進できる会社にしていきたいんです。実は僕ら、結構長く受託開発をやっていました。これからはその技術力を生かした自社プロダクトを色々作っていきたいですね。 「FULLTIME」が今はメインプロダクトですが、これ一本というつもりはないです。世の中のためになる源流を作りたい。そのためにも「FULLTIME」を広め、みんなの役に立っていく。結果的に僕らは成長していき、海外に出ていきたい。通販市場は何兆円規模、この大きな市場に爪痕を残していきます。 社会の変革に影響をもたらせる企業に、「アスニカ」の明日には夢が持てる。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

パーソナルトレーニングジムと体を変えたいユーザーのためのマッチングサービス「ヤセラボ」

斉藤 隼生 株式会社FiNCで過去最高のトップセールスを記録。またパーソナルトレーナーとして2,000名のお客様の身体の悩みを解決する。フィットネス業界に強い課題を感じ、ITを活用して業界の変革を進める。ベストブレインウェルネスアワード2017 準優勝 Previous パーソナルトレーニングジムとユーザーを繋げるマッチングプラットフォーム「ヤセラボ」 ライザップの急成長に伴い、フィットネス市場は4600億円を突破した。まだまだ成長途中にある本市場は、急激な成長に伴いフィットネスジムやパーソナルトレーナーも当然増加している。しかし、確率されたマッチングシステムがなくユーザー側は良いフィットネスが見つからず、法人側は集客ができない。両端の課題を解決するべく、新進気鋭のスタートアップが作る「ヤセラボ」を紹介していきたい。 一言でいうと「パーソナルトレーニングジムとユーザーを繋げる」サービスです。僕らはメディアの形態をとっているマッチングプラットフォーム「ヤセラボ」を提供しています。一般的なジムの情報はもちろん、地域を軸にオリジナルコンテンツも執筆。 例えばダイエット系のコラムやジムのインタビューもあったりします。パーソナルジムの食べログといえば話がわかりやすいと思いますよ。 関東地域、東京で絞った場合の検索画面だ。ざっと200付近の店舗情報があり、写真も豊富なのが特徴的である。 店舗情報の詳細画面になる、支払い方法や特徴なども明記されているのは非常に評価できるポイントである。問い合わせする前にジムのイメージがわかるのはユーザーにとってメリットになる。 また、各ジムに所属しているトレーナーの情報も豊富だ。ある程度目星をつけた上で来店が可能だ。 ユーザーはやはり女性が多いですね。特徴としては30代の方が多く、体を変えたいと思っている方が利用しています。ちょっと筋肉をつけたいとか美容に力を入れたいなどの、ダイエットだけじゃないのも僕らのユーザーの特徴。 ジム側は個人店が多く、1人でやっているところもあります。現在は1000弱の店舗とパーソナルトレーナー5000名付近の情報が掲載されています。  競合についても聞いた。 メディアの競合は少なくないですね、僕らは現在業界第2位ですがどんどん最大手との差が縮まりつつあります。私が元パーソナルトレーナーということもあり、お客様が知りたい情報を積極的に掲載できているのもご好評をいただけているポイントですね。   FINC培った経験を元に起業。パーソナルトレーナーとしての経験が今の事業を支える。 起業した経緯について聞いた。 大学卒業前から人材系のマッチング事業を始めて、学生起業をしました。大学途中でITサービスをやりたいと思い、FINCに入社しました。FINCにいたのは大体2年くらいでしたね。パーソナルトレーナーとしての経験もそこで培いましたね。 フィットネス、ヘルスケア領域でも自分にしか出せないバリューを出していけると自信を持ち始めたのが今の会社創業の理由になります。 Life is MineでLime。理想の自分に近づける人が1人で多く増えるように。 将来の展望を聞いた。 僕らの社名はLime。Life is Mine(人生は自分のものだ)という意味を込めてつけました。理想の自分を誰しもが持っていますが、これに1人でも近づける人を増やしていきたいと思っています。トレーナーのキャリア支援や就職支援も今後やっていきたいと思っていますね。トレーナー自身がより輝ける、それによって輝けるユーザーが増えていく。この流れをサポートできる会社にしていきたいですね。 ヤセラボ事業としては、まず業界No1を目指していきます。ヤセラボプロというトレーナー支援も始めています。まだまだ市場は成長途中にあるので、そのうちジムも足りなくなってきます。僕らは正しいマッチングをサポートした後は、ジム不足に対しても直接出店を通して課題解決を行なっていきたいですね。 フィットネス業界の総合パートナーのポジショニングを狙う、Lime社にこれからも注目していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

高級置き菓子による従業員満足度と生産性向上を。フードロス課題に取り組むサービス「Snaccru」(スナックル)

金子隆耶 甲南大学マネジメント創造学部卒業後、2社(マーケティング・食品メーカー)に勤め、営業やCRMを学び、事業責任者を経験。その後、独立し株式会社ツクモを創業。2019年2月サービス提供開始。 Previous 従業員満足度の向上、フードロス課題を一石二鳥で解決する置き菓子サービス「snaccuru」(スナックル) 働き方改革は従業員満足度につながるべきだ。企業はそれぞれの働き方改革を実施し、従業員の生産性向上を狙っている。しかし1人あたり生産性を上げようとすると、結果的に従業員に無理な労働を強いるのも明らかになってきた。残業が禁止される一方で、業務量は減らず困っている人も多い。そんな中、従業員の食習慣の改善からパフォーマンス向上を提唱するスタートアップが現れた。置き菓子サービスを提供する「ツクモ」社を紹介したい。弱冠26歳の起業家が立ち上げたサービスになる。 「snaccuru」を一言でいうと、「オフィスグリコのオーガニックお菓子」を提供するサービスです。私たちが取り扱うお菓子を始めとする食品は、*1/3ルールや、パッケージの印字ミスなど様々な商習慣や規制によって賞味期限がまだあるのにも関わらず、販売できなくなる商品が多く発生し、フードロスになってしまいます。 僕らはそのルールを逆に利用し、通常の価格よりも安くオーガニックお菓子を仕入れ、オフィスに届けています。より従業員の皆さんが稼働時間を楽しめるよう、お手頃な価格で健康的なお菓子をお届けしているサービスになります。 僕らのサービスでは、ラックをお渡ししてそこでお菓子の販売をしています。LINEやPaypayなどの電子決済に対応しており、電子決済だからできる在庫管理も特徴です。また、賞味期限が半年に近づいた商品に関してはダイナミックプライシングを行うことで合理的に食べてもらうように工夫しています。 また、6月以降は決済サービスの対応拡充をする予定だという。決済対応の幅はすなわちユーザーの使用感の向上につながる。 健康的な間食をお勧めするサービスになる。十分な時間で昼食を取れない、または退社までの時間が長く夕食を取れず空腹のまま稼働をする従業員に喜ばれるサービスのようだ。 現在は、和洋、甘い、しょっぱいなど多種多様なヘルシーな菓子を提供している。幅広いメーカーと提供しているからこそ、豊富な種類を揃えられるようだ。 働き方を気にする大手企業での導入が多いという。一般的にオフィスでの滞在時間が長い従業員が多い会社もターゲットの一つのようだ。   現在置いているお菓子は、だいたいが300円から500円ほどのものです。通常の金額の2割−4割引になっていて、お手頃な価格で購入ができます。もちろん賞味期限が近いものもありますが、中にはパッケージの印刷ミスなどの食品としては全く問題ないものも廃棄されてしまいます。そんなフードロス問題にも取り組んでいます。 競合としては、オフィスグリコやプチローソンなど。OKANも競合ですね。ただ僕らの場合は、より健康でヘルシーなものを提供しています。これは一つの強みとして挙げられますね。 僕、26歳なんだけど年齢確認まだされています。 起業の経緯について聞いた。 僕もう26歳なんだけど、まだ年齢確認されたりしています。そんな若くみられる僕は、大学時代農業のインターンをしていました。事実月4日はみっちり、畑仕事に取り組んでいました。もともと農業って3K5Kという概念が強かったんですが、やってみると本当に価値があるなと思えたんです。いろんな問題がしわ寄せでそれを解決するのが楽しいと思えました。 卒業前はその経験を生かして、農業の学生団体を立ち上げてそこでお米・野菜・はちみつを売っていました。フードロスの問題に取り組もうと思ったきっかけはここからでした。僕らが手押し車で売っていた野菜は、僕の交渉ミスでまるまる2台分を廃棄。農家さんは「農業なんて大量に捨てないとダメだよ」と教えてくれました。でもその人は全部売っていたんですよね。なんか悔しくて色々調べました。そこで気がついたのがサプライチェーン側の課題でした。そこから模索したのが今のサービスなんです。 お菓子だけではなく、幅広いフードロス問題に取り組んでいきたい。 将来の展望を聞いた。 僕らとしてみている市場は、日本のフードロス問題。もったないけど、捨てているものってたくさんあって。それを黙認している企業も多いですよね。海外だと宗教の関係上、ボランティアやNPOの活動でなんとかなりますが、日本の特性上メリットがないとみんなお金を払わない。 だからこそ、私たちはフードロスを解決すべき課題として捉えているものの、1度手段としてフードロスを扱うことで、他の社会課題を解決しします。そうすることで、結果的にフードロスがなくなるビジネスモデルを考えました。 今はお菓子ですが、将来的にはフードロス全般の課題解決を事業作りとともに解決できる会社にしていきたいですね。 現在は半年間で導入100社を狙っています。ここを超えて、次の調達、スケールを目指していきたいですね。次のプランもここから。お客さんが求めていてかつ経済合理性の高いジャンルを攻めていきたいですね。企業側に導入してもらいたい理由は購買データが取れるからです。そのデータからはよりマッチした商品の納品が実現できます、結果売れない商品はどんどん少なくなっていきます。従業員満足度が生産性向上に貢献する、プレゼンティズムの問題も解決していきたいですね。 フードロスの課題から、生産性向上まで。大きなビジョンを持つ、若き起業家を引き続き追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

大手ハンバーガーチェーン店でも実証実験。リノシス社が展開するAIセルフレジに迫る。

神谷 勇樹 東京大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了。ボストンコンサルティンググループ、グリーを経て、すかいらーくに参画。マーケティング本部ディレクターとして顧客データ分析、デジタルマーケティング機能の立ち上げなどを牽引。取り組み開始前の5年間、右肩下がりだった売上を、2年連続2%以上の既存店成長を果たす土台を構築。利益改善に対する貢献額は2桁億円にのぼり、IPOにも貢献。 2016年にリノシスを創業し、飲食・小売業界向けのシステム開発とコンサルティングに従事。 Previous 画像や音声で利用客に最適なメニューを提示。人工知能搭載セルフレジを手がける「リノシス」 飲食業界の働き方改革にテクノロジーは欠かせない。近年注文や決済などの自動化サービスは多く登場している。米国の巨大モールやコンビニでも実証実験が行われているが、無人店舗とも呼ぶべきものにはまだまだ程遠いのが現在の実情である。リノシス社は利用客の注文時の音声や表情を読み取り、最適な接客を実現するAIセルフレジを開発した。 一言でいうと、「おもてなしの最適化をするセルフレジ」になります。現在セルフレジ自体は存在していますが、どのサービスもまだまだ実用に程遠いのが現状です。一般的に人が注文を受けるという意味は、ただの御用聞きだけでなく状況に応じた提案をできるのが価値とされています。私達は、そのような人が行っていることを人工知能で再現。利用客の年齢や性別、利用時の天気などをふまえた最適なメニューを提案し、決済まで完結できるセルフレジを開発しました。 ディープラーニングの技術を活用し、リノシス社のセルフレジはレコメンド機能を搭載する。顧客情報の読み取りをはじめ、バックヤードにある在庫状況と連動したレコメンドなど、様々な状況に応じたレコメンドを行うことで、売上の向上にもつなげられるという。   実際にモスバーガー社との実証実験を終えたという。顧客満足度は非常に高く、利用客の90%以上から高評価を獲得しているようだ。 導入先は主に先会計で単価があまり高くない飲食業になります。主にハンバーガーショップやファーストフード、コンビニなどがターゲットです。 私達の強みはソフトウェアであり、そしてそれをハードウェアの上で最適に動作させることです。また、ただの省力化ではなく、お客さまの売上向上につなげていくことまでをゴールに据えて開発を行っていることも僕らの強みの一つです。 エンジニアから大手飲食グループへ。業界の課題をテクノロジーで解決するべく起業に至る。 起業の経緯について聞いた。 大学生の頃はフリーランスのエンジニアをやっていました。そこから大学院に進み、フルタイムでエンジニアをやっていたこともあります。卒業後はコンサルティングファームがファーストキャリア。そのあとはグリーでアメリカの子会社立ち上げなどに携わったりしました。その後すかいらーくグループに転職。エージェントと話していた頃、“THE IT”の私には当初外食産業で働くという選択肢はありませんでした。ところが話を聞くと、膨大なデータがありながらそれを活用できていない。正に自分がやるべき業界だと感じたんですね。外食産業はユニークユーザーが年間7000万人いる物凄く大きな領域。日本の人口のおよそ半分の方が来店するすかいらーくという会社は、データドリブンなビジネスが好きな私にとって、とても魅力的でした。 私の実家も実は飲食店を経営しています。ある意味、飲食業界に食べさせてもらってきたともいえます。業界に恩返しをしたいという思いがすかいらーく卒業後、私を起業に駆り立てました。 外食の産業革命を起こす。人間よりもソフトウエアが強い点だったは沢山あるんです。   業界全体はやっぱり凄く大変で、人手不足って言われていますよね。でもちゃんと設計したサービスがあれば、どんな業態でも活きると私は思っています。ある意味、人よりもソフトウェアが強い部分も多々あるんです。この業界における人手不足の解決は一つの産業革命で、いわゆる働き方改革だけでは解決ができない領域。テクノロジーが頑張らなければいけないと思っています。リノシスは、テクノロジーを用いて業界全体にイノベーションを起こすべく創業した会社です。 事業としても会社としてもいろいろな山の登り方はあると思います。IPOも、会社としてより社会的な信用を勝ち取るために通るべき道だと思っています。今後も業界全体に幅広く私達のソリューションを導入いただくために、社会的な信用を高めていくための様々な展開を行っていきます。 外食産業全体を変える。大きなビジョンを持つリノシス社を応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。  

インタビュー

企業・投資家の評価サービス「datavase.io」はベンチャーエコシステムを活性化させる。

戸村 光 現在は米国シリコンバレーにある大学に進学し政治学を専攻する。同年12月に高校時代に出会ったチャットワーク代表取締役の山本俊行氏に偶然にもシリコンバレーで再開。その後、チャットワークでインターンシップを行いビジネスのノウハウを徹底的に学ぶ。2014年10月にシリコンバレーの留学生がインターンシップをできない問題を解決すべく、企業と学生のマッチングサイト“シリバレシップ”をリリース。同年12月にはHACKJPN,INCを米国で創業する。 Previous あらゆる情報が集約されるポータルサイト、「企業版Google」を目指す。 資金調達の中央値は年々増加し、毎年最高値を更新しているという。国内起業の数は年間14万社に上り、投資家はもはやスタートアップを追えなくなっている。情報の非対称性、これが生み出すのは経済の停滞であることは明白だ。事実、投資額や投資総額は伸びているがその恩恵を受けられているのは一部の企業に過ぎない。(勿論厳しいピッチコンテストを勝ち残った企業が多いが)今回紹介するのは、シリコンバレー起業家の戸村氏、彼の会社である「hackjpn.inc」の新サービス「datavase」(データベース)である。 「datavase」は一言でいうと「企業版のgoogle」です。少し掻い摘み過ぎましたね。わかりやすく説明すると、投資家・起業家・市場同行などをまとめたデータベースとでも言えばよいでしょうか。ありとあらゆるデータが蓄積されるプラットフォームを僕らは目指しています。 サービス内では、従業員の推移や資金調達、MAなど起業家・投資家に欠かせない情報が並んでいます。僕らはあらゆるサイトからそのデータをクローリングして、DBを作成しています。無料の会員登録をしていただくと、利用いただけるとWebサービスの形で展開しています。 スタートアップ、投資家は勿論、競合情報や海外の最新動向などありとあらゆるデータが蓄積されているプラットフォームだ。そのユーザーはスタートアップ界隈にいる人から、大手企業の新規事業チームなどビジネスに関わる幅広い人種が存在するという。 実際にサービス内のスタートアップ一覧になっている。独自アルゴリズムにより、ランキングされており、事業分野によってジャンル別に分かれている。勿論分野別のソートも可能だ。 また、独自コンテンツも多い。上記のようなコンテンツでは、所用時間200時間という膨大に時間がかかるものもある。希少性は高いと言えるだろう。 最近のアップデートで言えば、今年1月に投資家の口コミ機能を追加しました。僕らの領域って、起業家側は情報の開示を求められますが、投資家はあまり開示しません。これってアンフェアな取引じゃないですか。この部分の非対称性を正したい。そんな思いで追加された機能です。 競合と呼ばれるサービスは、存在します。国内だとスタートアップのデータベースが数社ほど。海外にも当然います。僕らの場合は、その情報の確かさを売りにしています。勿論多種多様な情報源からクローリングしたデータの数もポイントですが、何よりVCやメディアから収集しているマル秘情報も多い。このAI時代に人がしっかり集めている、ここが一つの武器なんですね。 シリコンバレーで大学生をしていました。起業はそんなに興味はない、僕は社会を変えたいんです。 起業の経緯について聞いた。 ひょんなことにシリコンバレーで大学生をすることになったんです。その当時のシリコンバレーは、もう全盛期真っ只中。毎日がある意味新しいことの連続でしたね。当時アメリカにいたChatworkの創業者に出会い、そこで働かせていただきました。Chatworkの社内には競合分析のチームがいて、人力でひたすら競合分析をしていたんです。ここの部分ってもっと機械化できるんじゃないか、その思いが今のサービスにもいきているんですよね。 起業したのは2014年。周りに起業家が多い環境だったので、割と自然に起業していましたね。僕実は、起業には全く興味なかったんですね。(今もないんですけどね)どうやってお金を稼ぐか、社会を変えるかここには興味はあります。だから、起業家の枠を超えた取り組みをしたいとは思っているんですね。会社を作ったのも、不都合の回避とリスクを考えて。起業は僕にとって一つの手段だったんですね。 日本を良くする、これを前提に作ったのが「hackjan」という会社。一社でも多くの日系企業を世界で勝たせたい。 将来の展望を聞いた。 「hackjpn」(ハックジャパン)この社名は、日本を少しでもよくしたいという意味が込められています。僕らのビジョンは、日本の社会をより幸せにすること。日系の企業が世界で勝てる=日本の経済が潤う=日本が良くなる、こんな筋書きを考えています。 僕らのサービスは、ある意味起業家も投資家もレピュテーションを得られるサービス。口コミ機能で、より会う前のレピュテーションを確認することができます。これからはもっと資金調達のシーンでいきるサービスにしていきたい。そのために日本全国のアクセラレーターと連携して、資金調達のサポートをやっていきたいと思っています。会社自体はこのデータベースを売りにした会社です。より多くのデータをHRや不動産などの多様な業種でいきるようにしていきたいですね。 日本を少しでもよくしていく、大きな野望を持つ「hackjpn」社をこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

もう100通のスカウトメールは不要。外国人材と専門紹介会社を繋げるプラットフォームサービス「DOC Agency」(ディーオーシーエージェンシー)

廣瀬 義憲 DOC株式会社代表取締役 CEOです。 ミッションは、「Make Global Talents Bloom in Japan」 立命館経営(7年目突入)→無名スタートアップ→民泊→Guidable事業責任者→引きこもり→DOC創業。 Previous IoT特化のバックエンドシステムを提供するプラットフォームサービス「IoTBASE」(アイオーティーベース) 国内の人材紹介事業の市場規模は、3500億と中間的な規模に位置している。しかし、その規模と相反して紹介会社は3000社以上と非常に多い。単純な割り算をすると一社あたりの年商は1億付近であり、これは1人あたり生産があまり高くないことを表している。(勿論1人で年商1億あげる個人事業主なら素晴らしい業績だろう)現状を作る背景には、人材紹介のアナログな現場があった。今回紹介する「DOC Agency」は外国人材という専門の業界において、人材紹介会社を助けるサービスである。 一言でいうと、「紹介会社と外国籍を繋げる」プラットフォームです。現在人材紹介会社では、多くの非生産的業務が存在します。1日100通のスカウトメールを送りますが、その返信率は5%あれば上々というのが実情です。僕らのサービスは、外国人材というテーマに特化をして求職者の集客を全て行うプラットフォームサービスです。人材会社の方達の集客をお手伝いし、各会社が得意な領域に対してベストマッチの人材をマッチングさせていきます。 プラットフォームとしては、外国籍の方達に登録していもらいます。得意言語やスキル、職種などを入力してもらいその方達を人材紹介会社とマッチングさせます。人材会社も得意領域や得意業種があり、彼らが力を発揮できるテーマがあります。そこを合理的に合わせることで、成約率の高さなどを担保していきます。 人材紹介会社は、集客もせざるを得ないのが実情。より彼らの業務に専念してもらうべく、人材側の集客は全てサービスで代行するという。 また、紹介会社が業務をこなせるよう数々のサポートも用意しているという。  料金体系は幅広く、無料のプランも用意しているようだ。アカウントごとの課金は現在のSaaSモデルと変わらないつくりになっている。 大手さんでJellyfishさんやグローバルパワーさんもご利用いただいています。求職者さん側は、現在7割以上が博士、修士卒。アジア圏の方もとても多いです。 僕らの競合はある意味、Linkedinになると思っています。外国籍の方達からすると彼らにベストマッチするエージェントを紹介するサービスはまだないですね。 一浪三休の大学生活。卒業よりも起業を選びました。 起業の経緯について聞いた。 実は僕まだ大学生なんです。大学時代は、1年浪人して入学。現在は3年休学をしています。でも今年から戻るつもりなんですよね。いずれは国際展開するつもりで事業を作っていますが、高卒だとビザが下りないんです。(笑)社長だけ観光ビザってなんかカッコ悪いじゃないですか。だから今年から戻ります。 もともと創業する前、2017年に訪日インバウンドのメディアをやっていたことがありました。週7で働いて、メディアマーケターを本気でやっていました。当時の僕は真面目さもあってか、真剣に意見を述べていたんです。それが社長と対立することになって、何回か話しをして「あ、人が違うから意見が違うのか」と思って。なら自分でやりますと言って独立しました。 「デザインアワキャリア Design Our Career」。1人1人が自らのキャリアを創出し、日本国内に優秀な人を誘致していきたい。   DOCという社名は、「デザインアワキャリア Design Our Career」。1人1人が自らのキャリアを創出しできる環境を創出する、そんな意味を込めてつけた社名です。会社としては、将来何らかの形でイグジットしていきたいですね。僕らがやりたいのは、世界から日本に優秀な人を集めるということ。どの国でも働ける人たちの才能開花のお手伝いして、その人たちを日本に誘致したいです。 サービス側は、現在優秀層の求職者さんが中心。日本全国の紹介会社に使って欲しいと思っていますので、将来的には様々な方に集まってもらえるプラットフォームにしていきたいですね。領域も新卒・アルバイトなど多種多様に増やしていきたい。目標は3年以内に市場の30%、40万人の外国人人材が利用するサービスにしていきます。 日本国内に優秀な人材を誘致する。大きな夢を持つスタートアップ「DOC」をこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。  

インタビュー

IoTアプリケーションを高速かつ低価格で開発できるプラットフォームサービス「IoTBASE」(アイオーティーベース)

澤和 寛昌 IoTベンチャーIoTBASE代表の澤和と申します。事業会社向けにIoTプラットフォームサービスを提供しており、お客様のIoTシステム開発をスピーディかつ低コストで実現しています。 Previous IoT特化のバックエンドシステムを提供するプラットフォームサービス「IoTBASE」(アイオーティーベース) スマートシティはそう遠くない未来に実現されるはずだ。世界規模で見るIoT市場は2030年には106兆円に到達するといわれており、その周辺サービスは2022年には11兆円に到達する見込みだ。より高度な人工知能との連携により、IoTは格段に進化を遂げる。SFのような未来を実現するべく、IoTスタートアップのIoTBASEが立ち上がった。 「IoTアプリケーションをスピーディーかつ低価格で開発できるプラットフォーム」サービスが、「IoTBASE」になります。僕らはIoTサービスをやりたい事業会社向けに、バックエンドシステムを提供するプラットフォームサービスになります。一般的に、IoTアプリケーションを作ろうとすると、ハード・通信・バックエンド・アプリケーションを用意する必要があり非常に大変です。大変な工程があるからこそ、企業側の導入ハードルは高く消費者まで変化を感じられません。僕らの場合は、ハード・バックエンド・アプリケーションと4大要素のうち3つをまるっと提供。結果的に、簡単にIoT導入を行うことができます。 上の図にあるのが、一般的なIoTサービスで必要な経路である。「IoTBASE」では、通信以外の部分を一括で提供する。結果的に、「機能をする」サービスを作りだすことが出来るという。 既に設置されているサービスとも、彼らは連携をしている。新たなハードを使う必要がない、この利便性も特徴の一つだ。  中心技術として提供するのは、IoTに特化したバックエンドのプラットフォーム(BaaS)サーバー開発・運用不要でバックエンド機能をアプリに実装することで、早くて、安いを実現している。 大手メーカーから、インフラ系の企業が参入しているという。 多くのクライアントは事業会社や自治体、インフラ大手が多いですね。特に需要が高いのは電力会社、電力以外の新商品を作る際に僕らと共同で開発をさせていただいております。多くの企業は、「自社でやるのは大変」と思います。僕らはまさにこの大変を楽にすることができる会社です。 競合としては、UFULUさんなどのベンチャー企業です。海外でもプレイヤーはやはりいますね。現在Iot向けに多様な通信規格が登場しています。僕らの場合は、その通信規格にマルチで対応ができる。こんな強みを持っています。 「ITなんか全くわからん」、看護介護領域の営業とO2O業界からアイデアを得る。 起業の経緯について聞いた。 スタートの僕はゴリゴリの営業で、看護と介護領域の人材紹介をやっていました。医療介護の業界には、2年ほど。彼らがITに疎かったので、色々勉強をしてソフトウエアを作ってあげたことはありましたが僕も当時はITなんて全く分からず。2社目で初めてスタートアップの領域に、当時の会社はO2Oと呼ばれる領域でした。そこから僕は個人事業主として、独立。色々勉強していく中で、ITにも興味を持ちまして。二つの領域の知見から、IoTで見守りをするというのが最初のアイデア。そこからIoT一筋なんです。 SORACOMぐらいしかいないこの業界。僕らはIoT企業として2社目の上場を狙う。   僕、5年以内には上場したいですね。正直この業界では、確立されたプレイヤーは少なくまだまだチャンスは多い。積極的に狙っていきたいですね。ただ、あくまでも上場は一つの手段に過ぎないとも思っています。僕らはデータを扱うサービスですから、与信が大事になってきます。上場をしたという与信付けをしていきたいですね。 IoTの社会実装って本当にどこかやらないと全然進まないんですね。一番困っていると思うのが、製造業や物流など。人がやらなくてもいい領域ってたくさんあると思ってます。資材管理などもIoTがあればどうにか出来る、法人向けは引き続き提供していきます。また、最近押し出しているのが「スマート電池」。電池の残量がモニタリングされていますので、機材トラブルを避けれるサービスとして期待しています。 IoTBASE社は、スマートシティ実現に向けて大きな手伝いをしてくれる会社だと言える。今後も追いかけていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。  

インタビュー

4つのSNSに対応した多言語チャットボットの「Talkappi」(トカピ)、旅行・観光などのインバウンドシーンで影響力を振るっている。

陳 適 1978年 中国生まれ、北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士前期課程修了 2001年 富士通南大軟件(FNST)入社、システムエンジニア 2005年 来日、株式会社ソフトワイズ入社、PM、システム開発部長、取締役副社長 2016年 当社設立 代表取締役社長に就任 Previous 旅行観光業での利用を狙う、SNSに対応した多言語チャットボットサービス「Talkappi」(トカピ) 東京オリンピックを前に、訪日外国人の数は年々増え続けている。オリンピック終了後の情勢は本メディアでは言及しないが、間違いなく開始まではインバウンド市場は活性的だと言えるだろう。企業はそれぞれが、より多くのインバウンド顧客を獲得できうるべく様々なソリューションを試している。チャットボットという技術はその点、外国語が出来ない受付を含むサービス業には価値をもたらすものだと言える。今回紹介するのは、多言語での対応を可能にしたチャットボットサービス「Talkappi」だ。 「Talkappi」を一言でいうと「SNSに対応した多言語チャットボット」サービスです。僕らは、SNS上でチャットボットを構築しサービス利用者がチャットボットを介してまるで有人対応を受けているような体験を提供しています。チャットボットでのお問い合わせはもちろん、FAQの自動応答や、施設などの周辺案内までを可能としているサービスになります。 ユーザーはすでに所持している既存のSNS上で、Talkappiを導入した企業のチャットボットサービスを受けられるようだ。現在対応しているのは大手SNSのLINE、メッセンジャー、Wechatだという。 また、Talkappiは多言語対応を売りにしているサービスだ。日本語、英語、中国語、韓国語の基本対応はもちろん、EU系の言語も追加対応が可能だという。 旅行会社での導入事例になる。OTAサイトやオウンドメディアなど、消費者が最初に企業と接触するシーンで使われている。 また、ホテルなどの予約・ホテルの周辺情報の案内などの機能もあるという。宿泊業界にも喜ばれているようだ。  現在導入先の多くは、宿泊業・自治体や旅行会社になります。僕らのチャットボットでは、導入先の周辺情報を積極的に取り入れており、宿泊客の課題を解決しています。例えば自治体の例でいうと、高知県などに導入されており、観光客は高知県に到着した際、SNSでチャットボットを開き、高知県の観光名所やレストランの情報を受け取ることが可能です。 利用者は、日本人と外国人が半分ずつです。各業態によって国籍などの特徴は変わります。業態別に言語対応を変えているのも僕らの特徴としてあげられます。チャットボットの技術が実用化されたのは結構前になりますが、SNS対応や多言語対応を同時にできている企業さんは少ないです。我々は特に観光業界で戦っていますので、直接競合するのは2、3社ぐらいですね。後発の立場で、僕らはプロダクトドリブン、いいものを作ることにこだわり続けています。 中国国内の日本法人企業からキャリアをスタート、日本に渡り起業をする。 起業の経緯について聞いた。 僕の最初のキャリアは、中国にある富士通からスタートしました。SEとして新卒入社した時、まだ20人しかおらず。当然会話は英語でした。その後は、当時の上司が起業をした会社から声をかけられ、転職を果たしました。何年かやったのちに日本からも声がかかり、奥さんと2人で日本に渡りました。全く日本語が喋れず困った思い出がありましたね。 言語の壁を感じた僕は、これをサービスに活かそうと考え始めました。どうにもグーグル翻訳ではうまくいかない。スタートは僕ら独自のチャットボットアプリを作りました。(この頃には独立をしていました)ただ僕らのアプリだとどうしてもダウンロードをしなければいけない。誰もが使えるサービスを作る、この想いが多言語対応のSNS上で展開するチャットボットを始めるきっかけになりました。 僕はtoBよりもtoCのサービスをやりたい。 将来の展望を聞いた。 実は僕toC向けのサービスをやりたいんですよね。toBで広めていると、僕らのチャットボットサービスの友達がどんどん増えていきます。例えば、現に高知県を訪れた人たちは、高知県のチャットボットを利用してくれています。やっぱり僕らが単体でリリースをするのとは桁が違うユーザーがいます。ここから次はC向けに展開していきたいですね。 僕は日本で長く生活しているけど、やはり外国人。会社としてもグローバル展開ができる企業になりたいと思っています。交通手段が増えて、言語の壁がなくなる。どこでも生活できるし、どこでも仕事ができる。こんな未来が来た時に、僕らのサービスがそこで活躍をする。こんばビジョンを持っています。 中国人として日本で起業をし、世界に羽ばたく。大きな野望をもつアクティバリュー社をこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

あなたの業務を助けます。人による人のための業務削減サービス「HELP YOU」(ヘルプユー)

秋沢 崇夫 株式会社ニットCEO。大学卒業後、インターンに参加したインターネット事業会社にて約10年間インターネット広告、システム構築、ソーシャル・マーケティング事業に従事。退社後に海外でリモートワークを経験し、現代社会の「働き方」に疑問を持ち、HELP YOUを立ち上げる。 Previous 経理、総務、人事などのバックオフィス業務を中心に手助けするオンラインアシスタントサービス「HELP YOU」 平成最後の1年を飾ったワードは間違いないく、業務効率化・自動化だろう。企業はこぞって、自社社員の生産性向上を目指し様々なツールを導入している。しかし、数多くのツールは自動化を謳いいい値段がするものの実際に使ってみると効果がないまたは導入ハードルが高いなどの課題も多いのがわかった。人が行う領域は必ずしも機械では代替できない。人がやること、そこに意味はないのか。株式会社ニットはその課題提起をしている。 「HELP YOU」を一言でいうと、「バックオフィスのアウトソーシング」サービスになります。秘書サービスが増えてる中、経理・総務・人事/採用などのバックオフィス業務を中心に、営業や企画マーケ、SNS運用、クリエイティブ作成など多岐に渡る業務のお手伝い。これがHELP YOUです。 サービス概要としては、当社で採用しておりますプロアシスタントがオンラインで業務のサポート・代行を行います。例えばSkype、Chatworkなどのビジネスツールを駆使し、お手伝いをさせていただきます。朝9時から18時まで、一般的な業務時間で稼働をするのも当社サービスの特徴です。 「HELP YOU」では、依頼をされる法人に対して自社採用しているアシスタントを手配する。様々な専門スキルを持つ、採用率1%という関門をくぐり抜けた「プロ人材」が多く在籍するという。育児のために退職を余儀なくされた子育て世代の女性やフリーランスが多いようだ。 対応できるのは、経理・人事・総務などのバックオフィスの花形だけでなく、営業サポートやマーケティング、SNSやメディア運用などの限定的なスキルを要する業務もあるという。リモートで行える業務を幅広くカバーしている。   すでに250社以上のクライアントを持つニットは年々成長を重ねている。有名な大企業が「導入企業」に名前を連ねている。 僕らのサービスの特徴としては、アシスタントのチーム構成にあります。アシスタントには、スタッフ・ディレクター・マネジャーと3つの階層があります。それぞれ評価基準が設けられ、行う業務が違います。その結果、従来のアウトソーシングで持たれている課題として「アウトソーシングサービスを使うと社内でPMを設けないといけない」「業務管理が大変」を回避できます。アシスタント側も明確な評価基準やリーダー制度があるため、モチベーションが下がることなく業務を遂行できます。 まだ若きGaiaxに新卒入社。社内での新規事業が上手くいき、独立に至る。 起業の経緯について聞いた。 もともと僕は、20人規模のGaiaxに新卒で入社をしました。そこからはなかなかハードな日々を送りましたね。営業をやったり、事業開発をやったり、社内での新規事業をやったりしました。社内で立ち上げた新規事業はある程度の規模に、当然赤字スタートでしたがそれが黒字になるまである程度のフローを経験しました。 もともと僕は漠然と起業をしたい想いはありました。Gaiaxで学んだ経験はどれも僕が独立をする上で必須なものばかり。10年勤続をした段階で、独立を決意しました。そこから今のサービスまで、創業して5年経ちましたね。 世の中の課題をときほぐし、まだ繋がっていない人やモノ、コトを編むように解決していき   僕らは世の中の課題をときほぐし、毛糸で編まれたニットのように解決策を「編み上げて」作っていく会社になります。今のサービス自体はどんどん伸びているので、その傍らで新規事業を2つぐらいやっていきたいなと思っています。より今のアセットを生かしてせめて攻めていきたい。ジャンルは特に人の生活、仕事、働く場所などに寄り添ってサービスを立ち上げていきます。 今は様々なツールが業務自動化、効率化を達成するべく作られています。それを使うプロの人がいてもいいんじゃないかと思いまして、人と仕組みを組み合わせていくのも面白いですね。ツールは「n」として、HELP YOU ×nを何通りも作っていきたいです。  機械の自動化が進む中、常に人はその伴走を続ける。人を中心にサービスを作る「ニット」をこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

法人向けIT研究開発サポートおよび教育研修から個人向けのプログラミング教育まで。テックといえば、「TokyoTechies(トウキョウテッキーズ)

ドゥック・ドバ 専門領域 ●フルスタックのモバイル/ Webソフトウェア開発 ●クラウドインフラストラクチャの設計と管理 経験●日本の大手企業(楽天、ライン、ソフトバンク)での12年間のソフトウェアアーキテクトおよび開発 ●8年間の新卒者およびエンジニアのメンタリング ●日本およびベトナム初の教育をテーマとしたハッカソンを主催 ●ソフトウェア特許保持者(楽天) ●認定スクラムマスター、認定AWSクラウドソリューションアーキテクト ●ベトナム情報オリンピック2005年におけて3位を獲得 ●ハノイ国家大学(University of Engineering & Technology – VNU-UET) 情報工学部 学士号を取得(ギフテッドクラス) 法人向けIT研究開発サポートおよび教育研修から個人向けのプログラミング教育までを一手に担う「Tokyo Techies」 エンジニア不足という課題提起はもはや古びた冒頭句になってきた。日本の深刻な開発者不足は顕著であり、その反響もあってか海外オフショア拠点はここ数年増加している。2030年には80万もの開発者不足が見込まれている中、学生から大人までのプログラミング教育は根本から課題を解決できるソリューションになる。プロダクト研究開発、IT人材獲得、及び人材開発支援で企業が抱える目前の問題を迅速に対処すること、根本解決を見込む教育の3本柱で走るスタートアップ「Tokyo Techies」を紹介しよう。 一言でいうと「研究開発のサポートから、IT教育までを行う」企業です。現在提供しているサービスは、法人・個人で二つに別れています。法人側では、研究開発サポートをワンストップで行なっています。弊社に在籍しているエンジニアはほとんどがフルスタックエンジニア。企業側の課題に対して、迅速に対応できるのが特徴です。エンジニアのほとんどは海外の方。僕らは国籍ではなく、技術中心に人を見ています。 個人向けのサービスでは、子供向けのプログラミングスクールを展開しています。やはり今後のエンジニア不足を救うのは、今の教育が欠かせません。 一般的な受託開発だけでなく、社内エンジニアの教育研修を行うのも彼らの特徴だ。 商品開発の企画から開発までワンストップに行う。 現在は15社以上のクライアントを持つ。在籍しているエンジニアは東南アジアやロシアから来た人が多いという。 実際に提携している大手クライアントの一部だ。彼らが抱える、「採用した外国人の定着」という課題に対しても研修を代行しソリューション提供をしているという。 競合についてきいた。 競合は少なくありません。エンジニア不足が騒がれているため、様々な企業が立ち上がってきています。僕らの場合は4つの分野に強みを持っています。AI・データサイエンス、サイバーセキュリティ、ロボティクス、フルスタックのソフトウエア開発。チームのみんなは専門家ばっかり。日系のトップ企業が経験者が多いのが強みですね。 日本歴はもう10年以上。リーマンショックでスタートアップから楽天に転職。 起業した経緯について聞いた。 もともと私のスタートはベンチャー企業。そこに3年勤めていました。当時ちょうどリーマンショックの時代で、会社が傾き転職を余儀なくされましたね。そこで入ったのが楽天、ある意味私のファーストキャリアとなります。楽天時代には、楽天市場のコーディングを担当。すごく良い経験になりましたね。 次はまだIPO前のLINEで働きました。楽天市場の経験を生かして、LINEMALLの担当をしました。今私が持っているコーディングのスキルもこの2社があったから。途中でソフトバンクにスカウトされ、人生初めての管理職(CTO)を任されました。そこからマネジメント、経営を勉強し独立したというわけです。 ジャンル豊かな大手の経験が、独立への後押しをしたという。 循環する人材育成をする。ただ人材紹介をするだけでは定着はしない。 将来の展望を聞いた。 この質問を1年前に聞かれたら全然違う答えになっていたはずです。僕らのメインはR &Dコンサルと受託開発ですが、ここの業務を経験したからこそ人の大事さに気つきました。当然僕らも優秀なエンジニアを企業に紹介することもありますが、業務なしでは定着しません。一緒にR &Dを企業とこなして初めてその人材はうまく活きるのです。だからこれからは優秀なエンジニアのHUBになり、循環する人材を作っていきたい。一つのブランドを育て上げたいですね。 僕らはアジアトップレベルのコンサルティング会社。しかもものづくりのコンサルティング会社。これからも本当の意味で専門性を持った、ものづくり集団を突き詰めていきます。 エンジニアのHUBとなる、TokyoTechiesをこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

非大卒に特化した、キャリア支援をするエモいサービス「サムライキャリア」

牛島 悟 株式会社前人未到 Founder/CEO 非大卒向けキャリア支援サービスのサムライキャリアを運営 Eastventure/KVPよりシードステージにて資金調達 Previous 非大卒に特化したキャリア支援サービス「サムライキャリア」 新卒、中途、今では第二新卒にも特化したキャリア支援サービスが存在する。だが非大卒のサービスと言われるとそう思いつくものはない。今回は正規雇用で苦しむ非大卒のためのキャリア支援サービス「サムライキャリア」を紹介する。 「サムライキャリア」は一言でいうと「非大卒に特化したキャリア支援」サービスです。僕らは一般的なエージェントとは違うエモいリアルプラットフォームを作っていきたいと思っています。始め方は簡単、LINE@で話しかけるだけです。リアルの担当者が携帯の向こう側で対応をさせていただきます。 サムライキャリアはLINEで簡単に転職相談ができる。学歴不問というのも非大卒からすると魅力的だ。 優秀な若者を採用しようと多くの企業が案件掲載をしている。 転職、就職のフロウは非常に簡単だ。LINEで相談をし、入社後のサポートまで完備なのも特徴的である。 10代、20代の優秀な若者がユーザーさんですね。一番多いのはフリーターの方達。高校新卒で一度就職し、その後キャリアが合わずに悩んでいる方たちが問い合わせをしていただいてます。彼らの悩みはキャリアの作り方がわからないこと。よって年収が高いところ、だとか目の前の欲求を満たす求人に飛びつきがち。だから僕らはとても親身に接し、キャリアの長期視点をもったメンタリングをしています。そこが僕らのサービスが刺さる理由です。 高校中退、ヤンキー、大学合格から起業まで。僕は色々な経験をしてきました。 起業の経緯について聞いた。 高校時代の僕は絵に描いたような不良でした。喧嘩もしたし、タバコも吸うし、窃盗もしました。3回は捕まりましたかね。ヤンキー高校に通っていて喧嘩に負けて中退したんです。ダサいですよね(笑) 中退後は、よりグレてしまって。そんな非生産的な人生が嫌になって、その後突発的に引きこもった時期もあったんですよ。何もしないのはよくないので、大検を取得するために予備校に行ったのですが、そこでとても尊敬する方に出会いました。 その出会いがきっかけで、猛勉強して法政大学に入ることができました。分数の計算ができなかった僕がです(笑) 僕は偶発的な出会いにより自分の人生を変えることができましたが、若者の態度変容を必然的に生み出したいなと思っていて、それがサムライキャリアを始めた理由です。この事業を僕はコミュニティーの移動だと定義していて、その移動によって起こる、その人にとってのジャイアントキリングを見ていたいです。楽しいですよ。 僕ら前人未到は、難しい事業領域に挑戦する会社なんです。 将来の展望を聞いた。 前提、焦らずゆるく成長していきたいですね。ただ展望は2つあります。1つは、就職後に離職率を下げるためのサービスを展開したいと思っています。人材屋はあくまで人材屋なので、紹介して入社すれば儲かります。その後の求職者の方の幸福度は放置です。社会人未経験層の3ヶ月以内の離職率は数十パーセントと言われていて、とても高いんです。ここに切り込む事業を展開したいですね。 2つめが、キャリア教育の事業を展開したいですね。要は求人を紹介するのではなく、長い期間をかけて弊社で学んでもらうサービスです。例えば、統合失調症の方などはいきなりビジネスの現場に放り込むのはリスクが高かったりします。このようにすぐに就職先を紹介できなかったり、自分を見つめる時間が欲しい方向けのサービスをやりたいですね。 より高難度な領域に挑戦する、前人未到をこれからも応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

意外と存在しない!?シェアオフィス、コワーキングスペース探しの情報サイト「JUST FIT OFFICE」

内山 裕規 20代半ばから、マザーズ上場企業でインターネットメディア事業全体を統括する取締役として経営を担う。また、事業統括としてオペレーション構築・運用やマーケティング戦略の立案・実行はもちろん、新規事業の立ち上げを行った実績も多数。2014年からはアリーステージ企業に経営参画。2018年末の事業譲渡を機に退任し、株式会社ユースラッシュを創業。 Previous 場所と人数を入れるだけで最適なオフィスが見つかる「JUST FIT OFFICE」 フリーランスや副業、リモートワークの社員は、働き方改革に伴い年々増加の傾向をたどっている。またWeWorkの展開スピードは日本国内のワーキングスペースに対する需要が高まっているのを露わにしている。働き方の多様化によって、働く場所(オフィス/ワークスペース)も多様化しているのだ。今回紹介する「JUST FIT OFFICE」はそんな多様化する働く場所を、簡単に検索・比較できるサイト。これまで、”ありそうでなかったサービス”を実現した。 JUST FIT OFFICEは、情報量の豊富さと独自の検索軸で、これまで気がつかなかった本当にFITするオフィス探しが出来るサービスです。 小規模の会社や、フリーランス、副業やテレワーカーの方をメインターゲットとしています。 使い方は簡単、エリアと社員数を入力するだけ(フリーランスの場合は1人)で施設一覧が確認できます。他の検索サイトであれば、広さや坪数を入れるのが普通ですが、僕らは上の二つだけ。フリーランスや起業時には、どの坪数が自分の働く場所に最適か、という判断は難しいと思っています。 上記2つの情報を入力していただくだけで、費用を算出し、施設候補のリストを提示させていただきます。 エリアから検索するのも可能だ。現在は東京エリアの約50施設を掲載。今後、横浜・大阪・名古屋・福岡、とエリアを拡大していく予定。 上記は渋谷のWeWorkの情報です。多くのサイトやオフィス仲介会社は「費用は要相談」と記載の中、JUST FIT OFFICEでは費用の確認までできるという。JUST FIT OFFICEの特徴は、掲載されている物件のほとんどを、実際にユースラッシュの社員が取材している点だ。それにより、公式サイトより多くの情報が整理され掲載されている。  競合についても聞いた。 現在、競合としてあげられるサイトはありません。大企業をメインターゲットとするオフィス仲介会社が運営する賃貸オフィスの検索・比較サイトや、まとめ記事のような形でシェアオフィス・コワーキングスペースの紹介をしているサイトはありますが、ターゲットや機能が異なる為、競合とは認識していません。 実際に私がオフィス探しをした時にも、公開されている情報が少なかったり同じような条件で比較できるサイトがなかったりと、オフィス選びに苦労しました。その経験を元に、「ありそうでなかったサービス」を作りました。 一から自分で手掛けたサービスを作りたい。 起業した経緯について聞いた。 10年以上インターネットメディアを運営する企業の経営に関わり、そろそろ集大成として一から自分で手掛けたサービスを作りたくなったというのが、大きいです。起業という選択ではなくても出来きますが、やはり想いや熱意、リスクリターンなど、様々な面での違いを体感したかったというのもあります。 その中で、自分の体験からサービスローンチが出来たのは良い巡り合わせだったのかなと思っています。  “オフィス探しなら“と誰もが連想するサービスを目指す。 将来の展望を聞いた。 U/という名前は、僕の内山のUです。U(内山)と/(with)という意味で、withの部分にメンバーやサービスが入ります。サービスは今度もいくつか立ち上げていきたいと思っています。 JUST FIT OFFICEは正式オープンが7月、今はまだβ版です。年内には全国エリアまで拡大する計画です。まずは、掲載施設数を拡大し、利用いただく方々へのベネフィット提供を増やしていくフェーズと考えています。今後は、シェアオフィスへ入居する方々へのサービスも提供していきたいと思っています。 オフィス探しならJUSTFITOFFICE、大きな野望を持つU/を今後も応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

「タグ」ドリブンの場所探しサービス「MachiTag」、広告で溢れたGoogleのリプレイスを狙う。

                                                     市川 航介 早稲田大学政治経済学部卒業後、新卒でPR会社の(株)ベクトルに入社。その後、統合型マーケティングを行う(株)インテグレート・面白法人カヤックを経て立ち上げ直後のRIZAP事業へ参画。経営企画担当として、予算立案からサービス開発、業務オペレーション構築、人事制度構築、新規事業立ち上げなど事業急拡大期において中心となって関与。2017年からフリーペーパー事業を行う(株)ぱどへ取締役としてターンアラウンドを担って出向。様々な業種を経験した現場ベースの視点・PRの発想・経営の視点を組み合わせた事業開発を得意とする。 Previous 場所探しを楽しく便利に変える、場所探しサービスの「MachiTag」(マチタグ) 検索エンジンの主な財源としてあげられるのが、広告だ。グーグルは今や広告だらけ、どこを見ても上位表示されるのは広告である。「今日、夜ご飯を食べたい」このユーザーのわずかな希望でさえ、検索エンジンは叶えてくれない。大量の広告や雑音により、有用性の低い情報の取得を強要してくるのだ。知人やタグベースで店舗・場所を検索できる「MachiTag」は、本当に欲しい情報をユーザーに与えるべく立ち上がった。彼らに金銭による上位表示という概念は存在しない。   一言でいうと「場所探しを楽しく、便利にする」サービスです。「MachiTag」は店舗・場所の情報を提供するプラットフォームサービス。お店の検索はもちろん、タグをベースにして一番ユーザーが欲しがりそうな情報を提供するのが特徴です。 詳細としては、現在地から近い順で情報を表示します。またユーザーは自身でタグの生成をすることができ、これをお店にタグ付けすることができます。私たちはこれを「タグル」と呼んでいます。   わかやすいUIは一番左側に自分から一番近い店舗を表示する。写真でどんなお店かを一目で見ることができるのも当サービスの特徴だ。 実際に渋谷で人気な喫茶店の情報になる。店舗情報はもちろん、中には「寡黙なマスターがクール」など一般的な情報サイトでは入手できない貴重なタグも存在する。これは「MachiTag」を使うメリットの一つだと言える。 表示順は、サービスの使用履歴(同じタグの検索やクリック回数)などで変動をする予定だという。 ユーザーとして想定しているのは、20代のインスタからお店を探している女性。私たちみたいな、仕事の合間にカフェを探す男性ですかね。お店の情報としても、グルメやビューティー・ショッピング・観光などなど。トイレの情報だってあるんです。ユーザーが勝手に登録できるモデルなので、すぐにいろんな情報が集まると思っています。 私たちがリプレイスしたいのは、グーグルマップ。(ちょっとヤバイかな)やっぱり、広告がいっぱい出てくるのって単純に嫌じゃないですか。上位表示の概念がないのも一つサービスの特徴ですね。 ライザップの創業期にジョイン、5店舗から120店舗まで サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 結構思入れや波乱はいっぱいありましたが、長くなるので割愛します。きになる人は是非お会いした時にでもお話しします。 スタートはベクトルというPRの会社に入社、そこで3年経験をしました。その後はインテグレート、面白法人カヤックを経て創業期のRIZAPに入社しました。当時RIZAPはまだ5店舗、それが120店舗になるまで5年勤めました。ある程度拡大して安定したあたりから、ぱどにターンアラウンドを担って出向しました。これらの経験から自分の中では徐々に感覚をつかんでいたんですね。「MachiTag」のアイデアは創業の1年くらい前にあって、これを社内でやるか外でやるか悩んでいたんです。ところがある日、ふと社名が降りてきちゃって。社名もあるし、独立しかない。そう思い創業しましたね。 長い事業経験から、自信を持って独立したという。 やるなら、200年・300年続く会社を作る 将来の展望を聞いた。 ジギョナリーカンパニー、まだキーボードで変換されませんよね。そうです、わたしの造語です。ずっとビジョナリーカンパニーという言葉が好きで、やるなら200年、300年続く会社を作りたいと思っていました。その中でも事業作りにフォーカスしたのが当社だと思っています。直近5年では、IPOは一つの目安として考えています。その理由はより資金を集め、もっと多くの事業を作っていくこと。事業創造スタジオを作り、1年で100個サービスが立ち上がる会社を作りたいです。 「MachiTag」は、今後1年で100万MAUを取りに行きます。それができてから、より機能面の充実や多言語対応をしていきたいですね。今までユーザーが自分を含めて感じていた課題を解決していきたい。今年からアプリもリリースし、C2Cのモデルも作っていきます。期待してください! 1年に100個の事業を作る、大きな野望を持つスタートアップ「ジギョナリーカンパニー」を引き続き追っていきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

スタートアップに対して技術投資をするスタートアップ企業「プラハ」

松原 舜也 香港、英国、ドイツで13年を過ごす。 英国バース大学航空宇宙工学科を卒業後、ドイツ自動車部品メーカー Bosch にて車体制御の研究開発に従事した後、リクルートで新規事業企画、開発を担当。2018年に株式会社プラハを設立 Previous 企画・デザイン・開発、スタートアップに必要な開発力を提供する「Praha」(プラハ) 2017年度の年間起業数は13万、2018年には14万社の法人が毎年新設されたと言われている。その多くの企業は、アイデアや営業力こそあるが開発に必要なチームが不足しているようだ。国内でエンジニア不足が騒がれている中、スタートアップや中小企業にも同じような課題が見て取れる。株式会社Praha(プラハ)は開発力不足のスタートアップをサポートするスタートアップ企業である。 一言でいうと「スタートアップを創る、スタートアップ」企業です。僕らは外部エンジニアリングチームとして、スタートアップのための受託開発を行なっています。受託開発だけでなく、企画・デザインからまるっと請負うのも僕らの役割です。国内のスタートアップって、CEO(アイデアマン、人脈)、CTO(開発)、セールスマネージャー、全員が揃っているのは非常に稀なケース。そこの足りないピースを埋めるために僕らが存在しています。 受託開発では珍しい、月額制だ。スタートアップにありがちな仕様変更は、非常にコストがかかる。そこを定額制により、比較的安価に抑えるのも特徴のようだ。 要件定義、企画から開発までをトータルサポートをするのも彼らの強みである。   クライアントはエンジェルからシリーズAまで、多岐のフェーズに渡るスタートアップ企業さん。実はひっそりと大手さんの新規事業部の開発のお手伝いもさせていただいています。業種でいうと、製造業からゲームまでとても幅広いです。 また海外起業家の法人設立を支援するリーガルテック系の自社サービスも今月末に公開予定。開発力不足にかかわらず、スタートアップが直面する障害を全て取り除くのが、弊社のミッションです。 ボッシュの新卒幹部生として世界を飛び回り、僕は起業した。 起業した経緯について聞いた。 新卒ではボッシュの新卒幹部候補生としていろんな国を飛び回り、様々な仕事を経験しました。ドイツで自動車のブレーキ制御の研究開発をしたり、試験の一環として自分自身がバイクに乗ってウイリーをしたり、時速200kmからフルブレーキを繰り返したり(死ぬかと思いました)、バイクで氷の路面を回転しながら走ったり、ブレーキパッドが燃える寸前まで加熱したり。将来起業したい、という思いはずっと持っていたので、ボッシュで働きながらもWEB業界は常に注目していました。ボッシュ卒業後はリクルートキャリアで新規事業を2年間担当しました。その際に、スタートアップが直面する開発力不足の課題を間近に感じ、将来デザイン/エンジニアリングの会社を起業するのであれば自分自身がエンジニアリングを理解しなければいけないと思い、リクルートテクノロジーズに社内転職して腕を磨きました。 僕は新しいことが大好きなので、受託開発は性に合っていると感じます。医療、製造、宇宙など普段は裏側を見れない業界に深く踏み込んで、課題を解決できる。様々な業界の0->1を経験できる日々は本当に刺激的ですね。   プラハはスラブ語で「入り口」という意味。スタートアップ企業の最初の入り口であり続けたい。 将来の展望を聞いた。 プラハはスラブ語で入り口という意味、スタートアップの入り口であり続けたい。起業をして困ったら、まずはプラハに相談。こんな状況を作っていきたいですね。会社は将来的に、ものづくりが好きな人をどんどん集めていきたいと思っています。フルリモートの会社なので、国籍も関係なく、地方や世界にプラハの社員を広げていきたいです。 僕ら自身もシード投資をするため、国内VC複数社と提携しています。僕らの場合は資金というよりも技術的な投資になるかもしれません。一定期間の開発を無償で行い、支払いを株式で行うとか。より一蓮托生でスタートアップにコミット出来るスキームがあるのではないか、と模索しています。 スタートアップのためのスタートアップ企業「プラハ」。この業界にはなくてはならない存在である。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

広告代理店出身の起業家が作る 就活SNS「ビデオマッチング」

株式会社ビデオマッチング代表取締役 満居優 株式会社電通にてメディア業務や事業開発案件に多数携わった後、株式会社ビデオマッチングを創業。現在就活生向け動画SNS「ビデオマッチング」と、地方企業の課題をその地元出身者によって洗い出し解決まで行う「じもととしごと」を運営。 Previous 企業と学生を動画で結ぶ就活のSNSサービス「ビデオマッチング」 新卒の求人倍率は年々増加を続けている。19年春には1.88倍の数字を叩きつけ、企業の採用人数80万人に対し就業意欲のある学生の人数は40万人だった。相変わらずの売り手市場は、企業の新卒採用に課題を投げかけている。人気企業には学生が集中し、採用人事1人あたりの捌ける学生量は既に超過気味だ。逆に学生に対して売り込みの手段を持たない中小企業はそもそもの採用に苦戦している。学生と企業両方の課題を解決するべく、6月にサービスローンチを控えた「ビデオマッチング」を今回は紹介したい。 サービスについて聞いた。 「ビデオマッチング」は企業と学生を動画で結ぶ就活SNSサービスです。サービス上では最大30秒の自己PR動画がタイムライン形式で流れ、就活生と企業それぞれが動画をもとに、双方向にアプローチ。アプリケーション上でマッチングし、メッセージをやりとりすることで、OB・OG訪問や会社見学はもちろんのこと、そのまま面接に進むことも可能。学生は、自分の得意分野のハッシュタグを設定し、それに沿った動画を撮影します。一方企業も自社の会社紹介や社員紹介、職場の雰囲気など、あらゆる自社のアピール動画を掲載できます。 採用担当者は気になった学生にオファーを出し、マッチングすると直接チャットをすることが可能となります。逆も然りで、学生も気になった企業にオファーを出し、マッチングするとメッセージがやりとりできるようになります。 実際の学生の自己PR動画イメージ。 ハッシュタグで様々な学生を横串で閲覧可能。面接に進む前にその学生がどういった雰囲気を持っているかなどのイメージを掴むことができる。採用したい、興味ある学生を雰囲気や印象で確認できるのが特徴だ。 昨年経団連より発表された就活ルール撤廃を受け、今後企業と就活生における「通年採用」の流れが加速します。通年採用の時代だからこそ、両者は今よりもっと「ライト」に互いの「リアル」を知り、SNS感覚で日々ウォッチし合うことで相性のよい企業(学生)を見つけられるようにしたい。こういった文化をどんどん醸成していきたいと考えています。 当サービスは6月下旬のサービスローンチを目前に、現在大学生を対象に事前登録キャンペーンを行なっている。若い世代に圧倒的に支持されている著名人が審査員となって、学生の動画を審査するという。  今回、前田裕二さんや箕輪厚介さん、明石ガクトさんらに審査員として入っていただいています。若い世代が憧れ、尊敬する方々であることは言うまでもないですが、実際に彼らに自己PR動画を見てもらい、コメントまでもらえることは、応募者の高いモチベーションになるのではないかと思っています。 コンテスト応募ページ:https://campaign1.video-matching.com/ 今の自分のベンチャー精神の原点は大企業である広告代理店 起業までの経緯について聞いた。 新卒で電通に入社しました。初期配属では新聞というレガシーなメディアを担当し、その後は事業開発のセクションに異動。インバウンド事業やビッグデータ関連、中小企業の支援ビジネスなど事業開発案件に携わりました。 電通時代は、メディアの皆様や、ベンチャー企業・中小企業とのお付き合いが多かったこともあり、周りと比べてもそれなりにスピード感や変化に富んだ日々を過ごさせていただいていたと思います。 その刺激が良い意味で自分にさらにドライブをかけたことで、もっともっと自分で直接ジャッジをして事業を推進したい、リスクとリターンをより露骨に感じたい、さらにスピードを上げて爆速で進みたい、それには一度自身で事業をまるっとゼロからやってみるべきだなと思うようになり、退職を決意します。 腹のくくり方、大胆さと繊細さのバランス、後輩力、推進力、公私混同力、義理人情、会食の仕切りがすべてを制す、辛いときこそ顔を上げてみる、などなど電通から教わったことは数知れず、そのどれもが今自身が会社を経営する上で一番役に立っていたりします(笑)。 当たり前を疑う。バイアスなしの会社にしたい。 将来の展望を聞いた。 自分自身も過去無意識にやってしまったことがあって猛省しましたが、「当たり前」の押し付けはNGです。疑問を持つことって組織において必要不可欠で、でもそれが大人によって正されたり、俗に言う「当たり前」を慣例的な根拠のない価値観として押し付けられたりすると、「思考の停止」を招いてしまいます。だからこそ、このビデオマッチングという会社で大事にしているのが自分の当たり前を他のメンバーに押し付けないこと。常に一歩引いて、物事を俯瞰することを自分自身は当然ながらスタッフ一同心掛けることにしています。 事業のKPIでいうと、本サービスは就活生を対象としてまずはスタートしますが、すぐさまアルバイト、転職、外国人採用のメニューを用意する予定です。これまでの人材サービスは、アルバイトはアルバイト、就活は就活、転職は転職といったように、ぶつ切りで設計されていました。我々はそこを一気通貫させ、その人のまさに「ヒストリー」をデータとして蓄積していき、その人が働くにふさわしい環境はどこか、どんな企業がその人を欲しているかなどを可視化したいと思っています。あらゆる方の人生の転機に寄り添ったサービスにしていきたいと思っています。 自分の価値に気付き、必要とされる居場所を見つけることで「嬉しく、生きる。」ことができる。そうした人を一人でも多く増やしたいという大きなビジョンを持つ「ビデオマッチング」を応援していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

データプラットフォームと SNSを掛け合わせた Social Data Platform 「 D-Ocean」のDは出逢いの D⁉︎

山本 圭 1996年NTT入社。インターネット商用利用初期から商品ビジネス開発に従事、総務省IPv6実証実験への参画などを経て、NTT米国子会社にて仮想化技術、クラウドなどの業務に幅広く従事。2014年に Google 入社。立ち上げ期の GCP ( Google Cloud Platform ) のパートナービジネスの拡大を担当。データ分析や機械学習領域を含んだ新たな幅広いビジネス開発をパートナーと実施。同時にエヴァンジェリストとしても多くの講演活動など行っている。最新技術の理解をもってビジネスへの応用を図ることに熱意をもつ。早稲田大学理工学部電気工学科卒。 Previous データのカタログと思わせた、データ起因でマッチング が可能なプラットフォーム「D-Ocean」(ディーオーシャン) AIのブームは今なお熱を帯び続けている。4月5日開催のAIエキスポは3年連続で出展者が増え続けている。AIの研究開発に欠かせないデータは、技術者の間では石油と呼ばれ重宝されている。その中でもデータの良し悪しを観測できるデータサイエンティストはどれだけ大事か読者も理解しているだろう。しかし、国内の現状でいうとデータサイエンティストの数は圧倒的に足りない。優秀なデータサイエンティストが「食いつく」データを用意し、ビジネスサイドでマッチングさせるプラットフォーム「D-Ocean」を紹介する。 一言でいうと「データのカタログサイトと見せかけた、マッチングプラットフォーム」です。データは石油と呼ばれているけど、それは意味のあるデータを指しています。ただデータを並べるだけではなんの役にもたたない。 僕らは一般的なSNSに近いプラットフォームを作っています。データを持っている人と、それを欲しがる人をマッチングするプラットフォーム。もちろんデータの受け渡しもクラウド上でセキュアに行うことができます。作りたいのはサイエンティストの悪ノリが掛け算で広がる世界。「あんなデータ欲しいよね、D-Oceanで探してみよう」「このデータ面白いな、成形してアップしてみよう」。 サービス上で行えるのは、欲しいデータの検索、ダウンロード、アップロードなどなど。写真を媒介としたインスタ、データを媒介としたD-Oceanと言えばイメージがつきやすいだろう。 また、サービスの作りは一般的なSNSに近く。かなりユーザーに寄り添った設計をしているという。チャット機能も豊富で、データに興味ある人が話に花を咲かせている。 より多くのデータが集まるよう、現在サービスは無料で提供されている。データを提供するとそれを軸にアイデア・交流が生まれる。データを起点としたサイクルが動き出しているという。 ユーザーとしては、データサイエンティストやアナリストが多いですね。中にはデータを専門に研究するマーケターもいらっしゃいます。私の観点ですが、ハイレベルのデータサイエンティストは日本で1000人しかいない。この方達には積極的に使って欲しいですね。 データの種類として、医療機関や中小企業など様々な法人のもの。自治体さんもアップロードしていたりします。彼らは持っているデータを成形できないので利用ができない、サイエンティスト側からは喉から手が出る貴重なものなんですよね。 野球ファンとして、選手のデータ分析から思いついたアイデア サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 元々僕は、グーグルで働いていました。当時従事していたのが、パートナーエコシステムの構築だったのですが、データを処理したり、機械学習するような案件にも多く携わっていました。値段が安く、ビッグデータの分析ができるクラウド基盤が、当時徐々に浸透していっていたところでした。しかしながら、まだ一部でしか利用されておらず、もっと多くの人が使えるはず!と思い、悩んでたのですよね。 僕は、プロ野球「西武ライオンズ」の熱狂的なファンなのですよ。居酒屋にいくと、プロ野球中継が放送されていたりしますよね?その時、野球情報アプリでデータをみながら、仲間と盛り上がるわけです。(例えば、この助っ人選手は暖かい地域出身だから、今日の気温じゃ打たないだろう!なんて。「本当かな?」とデータで見ることができたら、面白いよねと。)「データ」というものを、もっと、個人が興味のあることから活用できたらいいんじゃないかな、と思ったのです。 実はその時、CTOの八木橋とこんな話をしました。“興味のあるデータがもっと混じり合う世界、意外な組み合わせも発生する世界”。「データ」を元に、人同士が発想を交換し、新しいアイデアが生まれることって、ワクワクするよね?と。この話が非常に盛り上がりました。こういったことを喚起できるプラットフォームを作ってみようと。それが 『D-Ocean 』の原点ですね。 データを軸にした会話が盛り上がった、この経験から今のサービスを立ち上げたという。 D-Oceanはデータの海という意味、海に漂うだけじゃ意味がない。だから僕らはそれを雲(クラウド)に吸い上げて使えるものに変える 将来の展望を聞いた。 D-Oceanはデータの海という意味。会社のロゴの上の部分は雲を表現しています。今はITがこれほど盛んな時代、データって正直いっぱい漂っているんです。でも海の上で漂うだけじゃ使えないですよね、水に濡れてぐしゃぐしゃかもしれないし。魚に半分かじられているかも。これを吸い上げて、成形してクラウド上で使えるに形にする。そう思っての社名です。僕らはこのプロダクト一本でやっていく会社です。よりサービスを流行させるよう、2020年には1万ユーザーを目指しています。しっかりとした価値を提供していくまで、無償で提供していきたい。その次やりたいのは取引所ですね。データの交流が盛んになってくれば、「データが売買される時代」になってくると思います。「データ取引所」としての機能も、将来的には考えています。そうなった世界を想像すると、ワクワクしてきますよね。 「企業」って、データを使った交流にまだまだ消極的だと思うのです。例えばですが、自動車会社は、競合となる自動車会社には、当然ながら自社データを提供しないですよね。しかしながら、異業種であるコンビニ運営会社には自社データを提供しても良い、という判断はありえると思います。自動車会社提供のデータをコンビニ運営会社が活用することで、新たなアイデアやビジネスが誕生する可能性が出てきます。また逆もしかりで、コンビニ運営会社のデータを活用して、自動車会社が世界に強いインパクト与えるビジネスを生み出せる可能性もあると思います。 結局、すべての事象は、何らかの形でデータ化できると思っています。極端な話、人類社会において、使えないデータなんてない!と思っています。ただ、それは「人が何かをしたい」、「知りたい」という目的があってのことです。日本企業の素晴らしい実績を学びたい世界の国々は多いと思います。「データを通じて学びたい」、「自国の状況とデータを比較したい」といったように。こういう動きが活発化していけば、『D-Ocean』というプラットフォームに、ありとあらゆるデータが集まってきます。そういった状態を目指し、今後は日本だけにとどまらず、世界へも広げていきたいと考えています。 “人”に着目してデータ交流を行うというプラットフォームの『D-Ocean」には、多くの「人」と「データ」が集まってくる可能性を感じました。期待していきたいです。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

オフィスにいながら「ポチッと」で電力が買える!法人向け電力プラットフォームの「エネオク」

代表取締役社長 村中健一 慶應義塾大学理工学部及び大学院理工学研究科で最適化理論・機械学習を学ぶ。ソフトバンクで経済産業省HEMSプロジェクト主任。2016年電力自由化で電力事業の立ち上げ、電力見える化プロダクト開発のリーダを務める。IoT関連の新プロダクト企画・開発実績。2018年エナーバンクを創業。 Previous 法人向けオークションで電力の最安値を見つけられる「エネオク」 2016年4月、長らく続いた電力のエリア独占販売が完全撤廃された。電力の自由化により、電力を供給・販売できる小売電気事業者と呼ばれる企業は一気に600社付近まで急増した。数多くのプレイヤーが電力販売に参入する中、未だ一電(一般電気事業者)と呼ばれる従来からの電力会社が業界8割のシェアを持っている。消費者が営業に左右されず、自社にとって最適な電力を確保できるサービスをスタートアップ企業が立ち上げた。まだ創業間もない、「エナーバンク」社を紹介しよう。 サービスについて聞いた。 一言でいうと「法人向けオークションで電力の最安値を見つけられる」サービスです。サービス名は「エネオク」、電力オークションプラッットフォームとでも呼びましょうか。エネオクは一般的な小売電気事業者と法人企業を繋げるプラットフォーム。電力事業者側は自社で販売する電力の価格を入札し、リバースオークションと呼ばれる手法で需要者側の電力契約を落札する仕組みです。(難しいですよね)まあわかりやすくすると一番安い電力会社を法人はリアルタイムで見つけられるというイメージですね。 エネオクは最安の電力契約を見つけられるサービスだ。電力を必要とする全法人、小売電気事業者600社全員が使えるサービスになる。 サービスの特徴としては、無料で使える点・需要者(電力を買う法人)が最安値を見つけられる点・個別チャットで交渉ができる点だ。 当サービスを導入するユーザー(需要者)は主に中小工場や総合病院、結婚式場、オフィスビルなどなど。電力消費が一般的な建物よりも多い企業さんがメインユーザーになりますね。ユーザーとマッチングさせる反対サイドには小売電気事業者と呼ばれる国内600社ある方達。彼らは顧客を増やしたいしどんどん自社商品も売っていきたい。エネオクが彼らにとっては新しい販売チャネルになりえるんです。 競合についても聞いた。 電力価格の比較サイトって昔からありますよね。その中でも一般家庭の電気料金プランをまとめているサービスは凄く沢山。法人向けの比較サイトもあります。そこで戦っても勝てないと思って考えたのが、オークション型なんです。オークションだったら値段の上下がリアルタイムで起きるため、ユーザーにとっては使う価値があるし販売者側は営業のコストが省けます。なので、現状僕らは競合を電気料金比較サイトや電気料金一括見積サービスと置いているんです。とことんユーザー目線なのが僕ら、自由な競争の中で一番お得な料金で電気を使ってもらいたいのです。 本当は原子力に興味あったんだけど、ユーザー目線のサービスにシフト。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕昔から電力、その中でも特に原子力発電に興味がありました。でも東日本大震災以降、日本の原子力の先行きが見えなくなり、より抽象的なエネルギーインフラという視点に切り替えたんです。新卒で入社したのはソフトバンクさん。その中でもネットワークインフラを担当していました。2年目で配属されたのが、当時経産省とソフトバンクが合同でやったプロジェクト、電力好きの僕がアサインされて。2年間かけて電力データを活用したプラットフォームのビジネス検証などを行いました。 2015年からはグループ内で電力自由化向けのプロジェクトを担当。技術担当の開発リーダーを務めて今の共同創業者に出会いました。当時彼は別会社でエネがえるというユーザー目線のサービスをやっていて、意気投合したんですよね。僕が思ったのは、エネルギーを攻めるならフラットな立ち位置でお客さん向けのサービスを立ち上げたい。その思いを実現するため、会社を辞め起業をしました。 大企業で電力に関する仕事を長らく務めた村中さんだからできるサービスのようだ。 エネルギーコミュニケーションプラットフォームを作る。インフラ業界に革命を起こす。 将来の展望を聞いた。 エネオクは今年中、100社の小売電気事業者さんにサービス提供させていきたいですね。やはりオークションプラットフォームなので、プレイヤーは多ければ多い方がユーザーのためでもあります。もちろん正しい入札をするためにはバランスよく双方を集めていきます。今年の目標は数十億単位の取引ですね。 エネルギーって取り扱いづらいし、ルールも多いし複雑だと思われがち。でもそれって自由化が起きてから目まぐるしく変化が起きているんです。あまりの進化のスピードについていけないユーザーも多いので、僕らは整合性・公平性があるプラットフォームを作りこれをユーザーに提供していきたい。そうすれば、もっと電力を自由かつ効率よく取り扱っていける世界が実現するんです。最近サービスを飛び出してエネルギー情報を発信する「電力バンク」(https://blog.enerbank.co.jp/)というメディアも始めました。こうした情報発信も積極的に行っていきたいですね。 巨大インフラの一つと呼ばれる電力。複雑極まりない領域に飛び込むのは、大企業で得たノウハウと起業家スピリットを持つ「エナーバンク」社だ。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

マッハ取材

5分でほぼ100%掲載、マッハプレス

本サイトにおける業務効率化として初のRPAを導入いたしました。広報の担当者様はぜひ、プレスリリースをたくさんお送りいただければ幸いです。 「STARTUPTIMES」では、サイト上に設置したプレスリリース配信専用フォームに、プレスリリースの概要を入力するだけで、自動的に記事を作成するRPAロボットを開発しました。なお、記事に関しては編集部による最終チェック(※2)を行い、全ての記事を掲載いたします。 (※1) 人がパソコンで行う単純作業をロボットに記憶させ全自動で代行することを目指すテクノロジー (※2) 編集部の最終チェックにより適正を欠く記事については掲載されない可能性があります プレスリリース正直めんどくさいんですよね、受ける側もする側も。わたしが言っちゃあおしまいか。お前は誰?というかたはこちらから。 でも起業家はPRはしたいし、私は取材したい!ということではじめました。スタートアップは、取材を受けたい、けど1個目の取材が決まらないと2個目が決まらない、というジレンマに陥りがち。試してみるといいかもしれません。 スタートアップはPRが重要、しかしなかなか掲載されない ディップでは日本初のAI・人工知能ベンチャー支援制度「AI.Accelerator」にて、AIスタートアップ60社以上の支援を行っている他、スタートアップタイムズを通じて約300社のスタートアップ企業を取材してまいりました。この活動の中で、スタートアップ企業はPRを重要視しプレスリリースやメディア向け広報に力をいれているものの、最初の1本目がなかなかメディアに掲載されず苦しむことが分かりました。一方、メディア側では、多くのプレスリリースに目を通しながらも記事の作成には工数がかかるため、すべてのプレスリリースを掲載することはできませんでした。 RPAで記事作成時間を8割削減 「STARTUPTIMES」は、現在3万件以上のスタートアップに関するニュースを掲載するキュレーションメディアで、AIが収集したニュースに加え、各企業から送付いただいたプレスリリースの掲載も行っております。また、ディップではこれまでに、RPAサービスを運営する企業への出資など、業務効率化や事業の生産性向上に向けてRPA導入を積極的に推進してまいりました。 そこでこの度、ディップの推進するRPA導入の取り組みの一環として、「STARTUPTIMES」のプレスリリース掲載プロセスにおいて、RPAの導入を行います。RPAを用いることで、これまで属人的に行われていたプレスリリースの掲載を自動化し、記事作成にかかる時間の8割削減を可能にしました。これにより、ほぼ100%のプレスリリースを掲載することができるようになります。 日本初「人工知能スタートアップ特化型」育成投資

インタビュー

一社に一台忠犬HACHICO(ハチ公)が人材会社のお悩みを解決!派遣&紹介会社向け

茂木桂樹 南スーダンの政策立案支援などを経験後、アクセンチュア戦略コンサルティング本部にて、主に企業の新規市場参入戦略立案を実施。2016年 Crossborders Innovation株式会社設立 代表取締役就任インドの大学院 Jawaharlal Nehru Univerisity にて経済学修士を取得。 Previous 人材会社の求人情報と登録人材のマッチング数をAIで増やす。 多くの人材会社やSESは求人案件と人材のマッチングをを属人的に行なっていることが、かねてより問題とされてきた。エージェントや派遣会社で働く人にとってはおなじみのエクセル管理シート。また、メモ帳や手書きで管理されている場合もあるという。人材を最大限利用するという意味で、hachicoはIT・AIの力を用いてこの課題を解決する。 一言でいうと「人材会社様の求人情報と登録人材のマッチング数を増やす」サービスになります。我々が運営している「hachico」はSES、派遣、紹介会社様向けのSaaSです。彼らのメイン業務は人材のデータベースからマッチしている人をクライアントに斡旋すること。そこは属人的に行われてきたエリアでした。hachicoはそれを自動化し、1クリックでマッチする仕組みを作っています。 企業側が蓄積しているデータを用いて、マッチングのサポートをするのが本サービスのようだ。 業界の平均でいうと、1人の担当者が経歴をしっかり覚えられるのは30~50名程度。自社が抱える求人案件も大半は記憶できないようだ。多くの人材と求人案件が埋没している状況を改善するという。 サービスとしては現在半自動の仕組みを取っている。経歴書データと求人データをhachico内に取り込み、個社ごとのノウハウを基準とした学習で精度向上をはかっている。 主なクライアントはITなど比較的スキルが必要な人材を扱っている紹介会社、人材派遣会社やSESさんです。人材会社のエージェントの方は人材の専門家、テックなど他業界の知識を深く広く持ち合わせている方は少数です。でも専門外の業種・職種の人材と案件をマッチする必要があり、そうなるとマッチング精度をあげるのは困難です。また例えば、求職者であるITエンジニアは専門性が多岐にわたります。それを1人で100も200もの情報を管理するのは無理ですよね。 導入先では時間コストが10分の1~20分の1に削減された企業もでてきている。 例えばエージェントの方って人材要件を企業からもらいますよね。彼らは記憶に頼るか、既存ツールのタグ検索をして人材を探索します。IT人材はスキルが多様、無数のタグからベストマッチを探すのって本当に難しいんです。僕らの場合はそれを文章のまままるっと検索、詳しくは上の動画をみてください。 競合はそうですねー、管理部門(データ管理ツール)では多くのプレイヤーがいます。その点、僕らはマッチングに特化したツールなんです。管理機能はあまり持っていない代わりにより手軽にマッチングできることに注力しているんです。従来ですと人材経歴を検索して引っ張りだして、その中から全部見ていくものが多い。hachicoはまるっと検索してもらって、一番マッチングする人を最上位に表示していきます。さらに、個々の人材に合った案件のレコメンドも出来るので、新規登録人材や稼働可能になった人材に、素早く的確に案件提案ができます。最終判断はあくまでも人に頼りますが、人材サービスでしたら人の要素は残っているのが一番いいかもしれなんです。 インド、アフリカなどでの経済開発、コンサルティング会社で新規市場への参入戦略立案に携わりスタートアップに興味を持つ。 サービスを立ち上げた経緯について聞いた。 僕は昔から海外志向が強い人間でした。インドやアフリカ諸国には学生時代に行き、現地インターンなどにも参加をしていました。社会人になってからその経験を生かして新興国の政策立案などのプロジェクトに携わり、新しいサービスでダイナミックに変わる市場に関心を持ちました。その後アクセンチュアではテック系スタートアップの新規市場参入に関わる仕事もさせていただき、その頃からですかね、自分でスタートアップをやることに興味を持ち始めたんです。 3年前に創業をしたのですが、人材のポテンシャルを最大化できるサービスを作ろうと思っていました。最初に始めたのが社内の人材検索ツール、いまでいうHRテックというやつですね。でも会社ごとに活用できるデータが異なりすごく苦戦をしていました。そんな時、検索という文脈で当時のメンターさん且つ人材会社の方に、人材会社向けに役立ちそうとアドバイスいただいたのが今のhachicoを作るキッカケになりました。 創業を決めた後にたどり着いたサービスのようだ。 「ここ掘れ、ワンワン!」で人材を探し当てるサービスに。 将来の展望を聞いた。 人間のアシスタント、それも一番忠誠心が高い忠犬ハチ公からサービス名をもじりました。「ここ掘れ、ワンワン」という言葉があるじゃないですか。あのイメージでクライアントの皆さんにはお手軽に人財を探し当ててほしいですね。 今期中には、国内でマッチングエンジンと言ったらhachicoと認知されるよう導入とユーザーさんの成功体験作りを進めていきます。また、僕のオリジンでもある新興国では人材サービスがどんどん成長しています。そこにもどんどん導入を促していきたいです。 hachicoはまだ一つのスタート地点。スタートはエンジニアやITなど比較的スキルが要求される人材に特化して、今後はどんどん対応業種を広げて展開していきたいです。僕らのサービスは人材のキャリアデータやノウハウを溜め込んで最強のレコメンドエンジンに進化していきます。より一人一人に寄り添ったマッチングができるようにお手伝いし続けていくんです。 人材と企業のマッチングを円滑に、人が人にフォーカスできる社会を作る。hachicoの導入を是非ともオススメしたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。