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インタビュー

「空の道」を作る、上空のシェアリングサービスを展開する「株式会社トルビズオン」

清水 淳史 株式会社トルビズオン取締役COO(最高執行責任者)。九州大学芸術工学部4年。専攻は情報工学、メディアデザイン。 国際会議・国際学会への参加など主に学術界にて活動後、ビジネスに興味を持つ。「HULTPRIZE」を始めとする、ビジネスプランコンテストでの多数受賞経験を有する。 Previous 上空をシェアし、ドローン飛行可能な空域を提供するサービス「sora:share」 ドローンが日本中を飛び舞う未来、誰もが一度想像した未来だと思う。こと日本国内において、これを実現するために突破しなければいけない法律が存在する。民法上、上空300メートルほどまでは、その下の土地所有者が空の権利を持つと、過去の判例などから言うことができる。つまり、その土地所有者の許諾なしには空の上で勝手にドローンを飛ばすことができないのだ。その課題を解決するべく、またドローンが飛び回る近未来を実現するべく「トルビズオン社」が立ち上がった。ユニークな側面から課題に切り込むサービスが「sora:share」である。 「sora:share」は一言でいうと「空のシェアリングサービス」になります。サービスとしては、土地所有者とドローンを飛ばしたい個人をマッチングするプラットフォームです。土地所有者は遊休資産として持つ空を解放します。解放された場所をレンタルしたドローン所有者(または法人)は、その場所で飛行する権利を得ることができます。そしてsora:shareに登録された空がつながっていくと、飛行できる空は点から線になります。こうして空に道を作っていくのが僕らの仕事です。 サービス上では、すでに解放されている空の情報がアップロードされている。ここから、ドローン所有者は空をレンタルできる仕組みだ。 ドローン所有者は、使用料を支払う仕組みだという。料金は、場所によって異なるようだ。 現状は、空撮や練習目的のユーザーが多いですね。場所は売る側としては、自治体や土地を所有する一般人になります。また現在我々は、sora:shareに登録された空の道を活用し運輸会社と共同でドローン配送の実証実験を行っています。来年度には商用化していきたいところです。 日本、海外含めて直接的な競合はいません。観光や空撮などを専門にやっている企業は存在しますが、空の権利という文脈では僕らが初めてですね。そして実際僕らはスカイドメインという考え方で特許を取得し参入障壁を作っています。スカイドメインは、インターネットにドメインがあるように、緯度や経度、高度に応じて空の住所を作るという仕組みです。 「空に道をつくる」というビッグビジョンに惹かれ参画を決意 起業の経緯について聞いた。 僕らの会社は2014年創業、当初はドローン空撮や測量などを行っていました。その時に代表である増本が感じたのが、空中権の問題です。民間の理解がない限りドローン社会が実現できないと気付きました。そしてそのタイミングで僕とCTO冨田が参画し、上空シェアリング事業を起業しました。「空に道をつくる」という、ビッグビジョンで世界を変える事業をやらない理由はありませんでした。 国内事業と並行して、ASEAN地域にも展開していきたい。 将来の展望を聞いた。 現在はつくば地域でドローン配送社会実装のスモール検証を進めています。一年以内には、ASEAN地域に進出をする予定です。タイでは既に1500haもの空が登録されています。 国内は今後数年で法規制が整備されていくという見立てをしています。つまり、ドローン配送などが行えるような法規制が整うはずです。僕らはその法規制に則り、ドローン配送から空飛ぶ車・空飛ぶ広告を実現させていきます。まずは国内の山林などの過疎地については続々と道を敷いていきたいですね。都市部での飛行はまだしばらくかかる見通しで、大きなプロジェクトですが着実に歩みを進めていきます。 空の道を作る、大きな野望を掲げるスタートアップ「トルビズオン」社は今後も目が離せない。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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BtoBに特化したマーケティング営業のプロによるサービスを提供。株式会社FLUED(フルード)

松永 創  株式会社FLUED CEO / 代表取締役。 Previous BtoBに特化したマーケティング・営業のプロ集団によるコンサルティング・実行支援サービスを提供。株式会社FLUED(フルード) ーー株式会社FLUEDのサービスについて教えてください! サービスを一言でいうと、「マーケティング・営業のプロ集団によるコンサルティング・実行支援サービス」です。FLUEDはBtoBに特化したマーケティング・営業のプロ集団として、BtoB企業のリード獲得をオンライン・オフライン双方でサポートしています。 コンサルティングといってもノウハウ提供だけでなく、実際に広告運用、WEBページのPDCA、MAツールの設計〜活用、インサイドセールス、展示会の企画運用…などをクライアント企業に常駐して行っています。 具体的にはクライアント企業毎に担当コンサルタントがいて、そのコンサルタントを中心に各分野(WEB、インサイドセールス、MA…)のスペシャリストがいて、チームで仕事をしている感じですね。 ーーどんなユーザーがいますか? ユーザーは100%BtoB企業です。といっても幅が広く、調達前〜シード期のスタートアップはもちろん、シリーズB以降〜上場目前のネクストユニコーンもいますし、東証一部上場の製造業の会社もあります。業種としてはIT/Saasと製造業が多いですね。 最近は投資ファンド(VC・CVC)との連携も進めています。ファンドの投資先に対して僕たちがコンサルティングをすることで、投資先は売上も上げられますし、ファンドは投資対効果があがる、というスキームです。 ーー競合のサービスはいますか? 競合ももちろんあるのですが、実際に競合になることはあまりない感じですね…。BtoBに特化していて、企画・ターゲット選定からWEBやメールなどのオンライン施策、インサイドセールスなどのオフライン施策まで幅広くノウハウがあって、かつ実行まで委託できる、となるとあまり選択肢が無いのかもしれませんね。 ーー株式会社FLUEDを立ち上げた経緯を教えてください。 元々20代前半の時に一度起業しようとして、一度失敗したんですよ。なのでずっとやりたかったというのが本音ですね。 前は博報堂の子会社、博報堂プロダクツの子会社のマーケ/BPO領域の企業にいました。 その中で新規事業企画をしたり、部門のマネジメントもさせてもらって、30を過ぎた頃に「やっぱり自分でやりたい」と思ったのがきっかけです。 社名のFLUEDは、造語なんですが「influence(影響)」のFLU、「Education(教育)」のEDを合わせた造語です。 ーー株式会社FLUEDの今後の展望を教えてください。 今季は、まずメイン事業のコンサルティングサービスをしっかり進めて、自社サービスを構築していきたいと考えています。 今後5年スパンで考えると、BtoBマーケティング・営業に特化した人材育成に力を入れていきたいと考えています。 BtoBマーケ・営業の領域は間口が広く割と始めやすいのが特徴ですが、同時にちゃんとノウハウを積んでいけば普遍的なスキルも身につけられます。 そして、そのような状況は20年後もきっとあまり変わらないと思いますし、AI・人工知能とも共存できると思っています。 将来的には、「BtoBマーケ業界のリクルート」のような立ち位置で、どんどん優秀な人材を輩出する会社になりたいですね。 BtoBに特化したマーケティング・営業のプロ集団である株式会社FLUED。今後の更なる進化に期待だ。 編集後記

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「URLに”あなたの価値”をプラスする」短縮URLサービス「tobe」を運営。株式会社FantaG(ファンタジー)

千葉真之輔 株式会社FantaG(ファンタジー)代表取締役CEO。新卒でCROOZ株式会社に入社。そして、フリーランスを経て独立し、株式会社FantaGを設立し、アプリ制作事業に従事する。その後、電通グループへの転職を経て、休眠させていたFantaGを再起させる。そして「URLに”あなたの価値”をプラスする」短縮URLサービス「tobe」をリリース。 Previous 「URLに”あなたの価値”をプラスする」短縮URLサービス「tobe」を運営。株式会社FantaG(ファンタジー) SNSの普及によって、誰もが簡単に情報発信をできる時代になった。今回は、その発信した情報にその人自身の価値を乗せる事ができるサービス「tobe」を運営する株式会社FantaGを紹介する。 サービスを一言で言うと、「URLに”その人の価値”を乗せる事ができる」サービスです。 具体的に言うと、tobeから発行された短縮URLに広告や出典、コメントをつけることで、その人自体の価値を付加できるサービスとなっています。 流れとしては、共有したいWebサイトURLをtobeに入力するとtobeリンク(短縮URL)が発行されます。そして、広告やコメントなどをつけてtobeリンクをSNS等で共有することによって、その人の価値を乗せたリンクを発信する事ができるようになるといった流れとなっています。 tobeでは広告をつけて発信する事ができるので、サービス単体では広告収益が得にくいインフルエンサー(Instagram/Twitter/Tiktok)もtobeを通して収益を得られる点もメリットとして存在します。 自分のシェアしたことが一目でわかるところがtobeのメリットだ 広告をつけることにより、広告の閲覧数によって報酬を受け取ることができる。 最も相乗効果が見込めるユーザーとしては、メディア運営者やインフルエンサーです。一般の方々が利用するよりも、個人影響力が強いのでtobeを活かした”誰が発信したコンテンツか”という部分の強調と”活動に還元される収益”についても相性が良いかと思います。 競合はサービスをどういった用途で利用するかという観点で変わりますが、今のところはtobeのようなブランディングでサービスデザインをしている競合はないと感じています。ですが、機能面が類似したサービスはいくつもあリます。私たちの強みは「その人自身の価値」つまり、誰が発信したのという価値乗せられる事です。 「1億人の人に夢を見せたい」という思いから起業へ。 創立の経緯について聞いた。 元々はCROOZという上場企業に新卒で入社させていただき、新規ゲームアプリ事業にてプランナー、エンジニアを兼業しながら2年半ほど勤めていました。また、その際には新卒の採用業務や育成業務も兼任させて頂いていました。その後退職し、半年間ほどフリーランスとして様々なアプリ制作(企画/デザイン/開発/運用)に取り組み、ある程度事業として確立したので法人化した経緯があります。しかし、一人で得れる業務経験と業務範囲に限界を感じてしまい、電通グループに入社しました。その後は、幼い頃に夢を抱きながらプレイしたテレビゲームのように、人々に夢を見せられるサービスを作りたいと強く感じ「1億人に夢を見せたい」という理念のもと、休眠させていたFantaGを再起させました。 「tobeを広げ、さらにユーザー獲得へ。」 将来の展望を聞いた。 直近の目標としてはtobeの利用拡大に注力したいと考えています。影響力の大きいインフルエンサーが次々と現れる中で、tobeはインプレッションを公平に還元する存在になり得ると強く感じています。インフルエンサーだけではありませんが、影響力をそのまま収益還元できるという考え方が広がることによって、よりWebでの活動の選択肢が増えることを、tobeを通じて提供していけたらと感じています。 会社としては、「1億人に夢を見せる」ことを目標にさらに様々な事業に挑戦していきたいとも考えています。例えばtobeはWeb上でのサービスです。では、Webブラウザアプリ(iOS/Android)のシェアを弊社で取れた場合はどうでしょうか。tobeの仕組みをブラウザアプリに取り入れることで、ネイティブ広告など、より閲覧する側のユーザーにストレスがない形で影響力のあるユーザーへ還元ができます。こういった考えのもと、さらにビジョンにあったサービスをどんどん作っていきたいと思います。 1億人に夢を見せるサービスとなれるか。株式会社FantaGの進化に期待したい。 編集後記

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宅配の再配達問題を解決する置き配バッグOKIPPAを提供。Yper株式会社(イーパー)

(撮影:集合写真家 武市真拓) 島添 彰 大阪府立大学修了後、サントリーシステムテクノロジーに入社。自動販売機の配送管理、販売管理システムの開発・運用・導入を広く担当。同社にて自動販売機の新しいカタチのビジネスモデル提案。 2017年8月にYper株式会社を創業。同社CTOに就任。日本の宅配の再配達問題を解決するプロダクトOKIPPAの立ち上げを実施。現在もプロダクトのグロースを担当。東洋経済社のすごいベンチャー100、Forbes 30 Under 30 Asia 2019に選出。 宅配の再配達問題を解決する置き配バッグOKIPPAを提供。Yper株式会社(イーパー) 誰でも簡単にインターネットで物を注文できる時代になった。その一方で、郵便物の再配達依頼の増加が深刻な問題となっている。そこで、宅配の再配達問題を解決する置き配バッグOKIPPAを提供するYper株式会社(イーパー)を紹介する。 サービスを一言で言うと、「袋状の置き配バックとスマホを連動して、宅配の再配達問題を解決するプロダクト」です。 日本では1年間に42億個もの荷物が配達され、そのうちの2割が再配達になっています。1個再配達するのに約150〜200円くらいがかかるため最底でも600億の無駄が出ています。 そういった再配達の問題をOKIPPAは解決する事ができます。システムとしては、置き配バッグOKIPPAを玄関口に吊るすだけで、在不在に関わらず自宅玄関前で荷物が受け取れます。さらにOKIPPAアプリと併用すれば、荷物がバッグに預入完了後に、アプリに配送完了通知が届くシステムになっています。 OKIPPAを利用するメリットとしては、まず常時設置の宅配ボックスではないので場所も取らないためマンションに住んでいる人も利用することができ、面倒な工事やセッティングは不要なので簡単に利用できます。また、盗難防止機能や撥水加工もしてあるので、安心してOKIPPAを利用できます。さらに、荷物待ちや再配達のストレスから解放されるのも大きな利点です。 OKIPPAの折りたたんだ時の大きさはわずか13cm。受け取れる荷物の大きさは最大57リットルと非常に大容量だ。 OKIPPAを利用する事で、荷物受け取りの手間やストレスを解消する事ができる。 ユーザーとしては、週1回以上オンラインショッピングで買い物をするオンラインショッピングのヘビーユーザーをターゲットにしています。ヘビーユーザーは、現在日本で100万から300万人いると言われており、再配達の多くはここから始まっていると考えています。 競合としては、戸建ての方やマンションオーナーを対象とする類似サービスはありますが、個人を対象としたサービスは私たちの他にありません。 「社会にインパクトを与えたい」という想いからOKIPPA開発へ。 起業の経緯について聞いた。 前職はサントリーシステムテクノロジー株式会社という会社で、自販販売機の営業やオペレーション支援システムの開発と運用をしておりました。しかし、やりたいと思っていた新規事業になかなか携わる事ができず独立することを決意しました。私は共同創業者で、社長と私の共通点としては、「社会にインパクトを与えたい」という点でした。起業後は、社長と一緒に30個ほど事業を考え、色々試行錯誤した結果、最終的に現在のOKIPPAにたどり着きました。 日本の次は世界へ。世界のインフラ構築を目指す。 将来の展望を聞いた。 今後1年間はOKIPPAで再配達の問題を解決しきりたいと考えています。私たちの想定では100万個のOKIPPAを配る事ができれば再配達の問題は解決できる見込みです。現在13万個の配布が完了しているため、生きるか死ぬかくらいの勢いで残りのOKIPPAを配り切り再配達の問題を解決したいと考えています 今後5年間では、OKIPPAで日本の再配達の問題を解決した後、次は世界に出て国々のインフラを作っていきたいと思っています。日本の宅配のインフラは世界一ですが、一方で世界はまだ宅配のインフラを構築できていないという現状があります。物流に限らず世界中には様々な課題があり、世界をより良くできるサービスをいくつも開発していきたいです。 日本から再配達の問題を無くす架け橋となるか。Yper株式会社更なる進化に期待だ。 編集後記

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スマホ完結の結婚相談所サービス、naco-do(なこうど) を運営。株式会社いろもの。

山田 陵 株式会社いろものCEO。オンライン完結の結婚相談所サービス、naco-do(なこうど) を運営。 Previous スマホ完結の結婚相談所サービス、naco-do(なこうど) を運営。株式会社いろもの。 現代において、結婚したいと思う人は多い。しかし、結婚相談所を利用しようとすると高額な費用がかかったり、かつ店舗まで足を運ばなければならなかったりとなかなか結婚へと足を踏み出すのは難しい。そこで、低価格でかつスマホで完結することができるオンライン結婚相談所サービスnaco-do(なこうど) を運営する株式会社いろものを紹介する。 サービスを一言で言うと、「スマホで完結する、結婚相談所サービス」です。 既存の結婚相談所の利用料金は非常に高く、約30万以上近くかかり高単価であるため使うハードル高いです。また、会員数がマッチングアプリに比べると少なく、マッチングがしにくいという業界課題があります。それに比べ、naco-doはオンラインで完結するサービスのため、店舗を持たないことで余計な人件費などの固定費が不要であり、従来よりも低価格で提供することのでき、かつスマホでできるので手軽なところが最大のポイントとなっています。 サービスの流れとしては、独身や収入などプロフィール面の書類審査を行い、通過した方のみお見合いの申し込みが可能です。双方が希望する場合は、運営側で日程やお店を調整し当日お会いいただく流れになっています。また、BIG5と呼ばれる心理学的に最も根拠の高い性格診断テストを用いたユーザー同士の相性診断を独自のAIを通じて学習することで、高精度なリコメンドを実現しているので、自分に最適な人と出会う事ができます。 さらに、naco-doには通過率10%程度の自社審査を通過した現役の仲人や恋愛カウンセラーがサポーターとして登録しています。従来の検索型サービスとは異なり、人力のサポートを通じて登録ユーザーの細かな要望を拾い上げ、サポーター間で共有する事によって、ユーザーひとりひとりの婚活をサポートをしています。具体的には、入会時の婚活カウンセリングやプロフィール・デートに関するアドバイス、相性の良い人の紹介やデートした方との仲を取り持つサポートチャット活用中の悩み相談など多岐にわたるサポートによる婚活の支援をしています。 コストが10分の1程度なことに加え、スマホで完結することがnaco-doの強みだ。 仲人がサポーターが婚活をサポートしてくれるのは非常に心強い。 ユーザーとしては、20代後半から40代後半がいます。その中でも30代の方が多いです。 競合としてはペアーズさんや店舗型の結婚相談所が競合です。ですが、無店舗型の結婚相談所は私たちのみであり、入会に対するハードルの低さや従来の結婚相談所に比べてのコストが10分の1であることが我々の強みです。 「結婚したいけどできない」その悩みを改善するため起業へ。 起業の経緯について聞いた。 前職はブランドの買取をしてあり、学生時代から起業には興味がありベンチャー企業に入り働いていました。学校はファッション系の専門学校に在籍しておりましたが、9割が28歳や29歳の女性でした。その中で、みんな結婚したいけど、当時アプリはあまり使えなく、結婚相談のサービスはあまり流行していませんでした。そのような状況を改善したいと思い起業を決意し、実際に結婚相談所にも働きに出向き、現在のプロダクトに至りました。 「婚活版ライザップ」を目指し、複合的なサポートへ。 将来の展望を聞いた。 皆さん結婚するために街コンやアプリなどを最初に使うと思いますが、結果的に最後には結婚相談所を使うと思います。なので、まず短期的には、結婚相談所を選ぶ中で一年以内に結婚したいならNaco-doという存在を目指したいと思います。そして、ユーザーを増やしていくのがこれからのフェーズであり、入会後に見える会員数が結婚相談所内で一番多い結婚相談所にしたいと思います。現在料金もあげるつもりはありません。そして将来は婚活版ライザップみたいな感じで、服装やカウンセリングや写真といった多岐に渡る分野で複合的にサポートしていきたいと思います。 今後もAIと婚活を掛け合わせたNaco-doを運営する株式会社いろものが進化していくことに期待したい。 編集後記    

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プログラミング不要のAI構築プラットフォーム「MatrixFlow」

田本 芳文 Chief Executive Officer & Co-Founder 大学・大学院で理論物理学を研究。 新卒でWebエンジニアとしてベンチャー企業に入社。その後独学でデータサイエンスと機械学習を学び、AI系ベンチャーに転職。機械学習エンジニア/データサイエンティストとしてRDと機械学習アルゴリズムの開発に従事。2018年5月からMatrixFlowの開発を始める。 プログラミング不要の AI構築プラットフォーム「MatrixFlow」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「ドラッグ&ドロップだけでAIが構築できるプラットフォーム」です。ドラッグ&ドロップだけで前処理も含めた機械学習・深層学習ができます。学習データや学習済みモデルの管理機能、データが結果へ与えた影響度合いを可視化できる要因分析機能も搭載しています。 ▼必要なのはブラウザのみ クラウドで提供している為、面倒な機械学習の環境構築は一切ありません。MatrixFlowの導入に必要なのはブラウザのみです。導入時の時間的コスト、経済的コストを軽減します。 ーサービスを利用する顧客について教えてください。 プログラミングに精通していない社会人向けです。製造業やIT業など、本気でAIを活用したい業種に主に利用していただいています。 ー競合について教えてください。 「MAGELLAN BLOCKS」のようにデータ処理・分析のプラットフォームは他にもあります。しかし、我々のサービスはもともとある仕組み化されているものではなく、プログラミング不要でAIを構築できる、より自由化されたサービスです。カスタマイズ性をもち、ユーザーの求めるプログラムを幅広く提供する事ができます。 「MatrixFlow」誕生の経緯とは? ーサービスを始めたきっかけを教えてください。 オープンソースで趣味として今のプロダクトを作っていたら、思った以上に周りの方の反響がよく、これを元に起業しようかなと思いました。しかし私自身はエンジニアでファイナンス等はわからないので、優秀な人材と一緒にできたらいいなと思っていました。そうしたらちょうど、大学時代に知り合った加藤と意気投合し、二人で始めることに。もともと起業しようとは思っていませんでしたが、趣味のプロダクトがとてもおもしろかったのと、一緒に働きたいと思える人にも出会えたので、起業の決断をしました。 ー縁とタイミングは本当に重要ですね。人生何が起こるかわかりませんね。 「MatrixFlow」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 人事領域にもいきたいなと思っています。退職リスク予測をはじめ、人事領域の指標を予測する際に利用できるものです。従来人事部の担当者が分析していた業務が、今後自動化されることにより、業務負荷の低減が期待されます。また、隠れた指標が顕在化することにより、より効果的な退職抑止施策の立案に貢献することが期待できます。どこの会社にも人事というのは存在するのでニーズは大きいかなと。人の持つデータはとても膨大ですよね。 ーその先の展望はありますか? その先としては、エンジニアが自分で作ったアルゴリズムをブロックにして共有できるマーケットプレイスを作っていきたいです。AIのApp Storeみたいな。現時点では我々が用意した元々のアルゴリズムしか使用できないですが、今後はエンジニアの作ったものをシェアできる場ができるといいなと思っています。 ープログラミング不要の AI構築プラットフォーム「MatrixFlow」の今後に注目ですね。 編集後記

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就活をもっと効率的に、もっと楽しく。エントリーシートの収集と添削サービス「ESコレコレ」

    pic 吉尾 峻 Shun Yoshio   エントリーシートの収集と添削サービス「ESコレコレ」 就活をもっと効率的に、もっと楽しくしていく、エントリーシートの収集と添削サービス「ESコレコレ」について紹介します。 ーどのようなサービスか教えてください。 『一言で言うと、「就活生が無料でESをストックしたり添削してもらえるウェブコミュニティ」です。他の方が書いたエントリーシートを見たり、自分のエントリーシートを添削してもらうことができます。単なるエントリーシートの収集・添削サービスではなく、もともと学生が始めたサービスでもあるため、ユーザーである学生同士で意見を出し合ったり、励ましあったりと、コミュニティの場にもなっています。』 〜サービス内容〜 ①ESストック機能(COLLECT) ログインすると、まずは自分のマイページが表示されます。 初めての場合は、まだストックされたESがありませんので、まずは「ESを書く」の中から1つ選んで、自由に書いてみましょう。 基本的なESテーマもいくつかあらかじめ用意されているので、力試しで書いてみてください。 ストックが保存されると、「ESストック」のページに、ストックされたESが表示されるようになります。 これらは、「ESストック」からいつでも自由に編集することが可能です。 ②ES添削機能(CORRECT) 「みんなのESを見る」リンクから、他のメンバーが書いたESを見てみましょう。すると、そのメンバーが書いた「最新版のES」と、 「前のバージョンからの変更点」、 そしてESへの添削やコメントなどが表示されていることがわかります。さっそくあなたも、添削やコメントをしてみましょう! ESコレコレは、ESに文句をつけあう場ではなく、建設的に意見を言い合ってお互いのES・就活レベルを上げるためのポジティブな場です。 コメントする際は、 ①いいところを見つけてあげる ②「建設的に」批判する ようにしてください。 -ユーザについて教えてください。 『就職活動真っ最中の学生が主ですね。あとはインターンなどでESが必要な大学1、2年生もいます。関東圏の学生さんが多いです。』 ー競合について教えてください。 『他にも同じようなES収集サービスはありますが、自社のサービスは特に歴史が深く、また、学生が学生を添削するので、学生同士で励まし合える、就活コミュニケーションサイトでもあるというところが他にない強みですね。』 「ESコレコレ」誕生の経緯とは? pic ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『東京大学の学生さんが学内向けにエントリーシートの添削サイトを2011年に始めたのですが、それがどんどん伸びて行って、毎年1万人登録されているほどにまで成長し、東京大学の先輩で興味を持った方がサイトごと買収しました。そのサービスをきちんと管理していこうとなり、私が代表になってやっていくことになりました。』 就活をもっと効率的に、もっと楽しくしていきたい「ESコレコレ」の今後の展望とは? pic ー「ESコレコレ」の今後について教えてください。 『ESコレコレに登録している学生さんはとても優秀な方が多いです。今後、さらに登録者数やES投稿数を増やしていき、企業と学生をつなげるマッチングプラットフォームにまで成長させていきたいですね。』 就活に悩める学生のサポートを担う、「ESコレコレ」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

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ソーシャルプロファイリングAIエンジン「LiveReal(リブリール)」

渡辺 求 Motomu Watanabe 副社長 COO 1992年 カシオ計算機(株) 入社 2002年 バンダイネットワーク(株) (現:(株)バンダイナムコエンターテイメント)にて、 欧米市場におけるエンターテイメントコンテンツビジネスの新規事業開発責任者。 2007年 カタリストモバイル(株) (現:ネオス(株)※東証1部上場企業)にて、 常務取締役として、新規技術開発を伴う新規事業創出を担当。 2014年 (同)インミミック (ソニーミュージックエンターテイメントとネオスの合同会社)代表を兼務、 ソニーミュージックエンターテイメントのアセットを活用した新規ファンビジネス創出を担当。 2018年 AIQ(株) 副社長 COOに就任 AIを活用したソーシャル分析による新しいファンベースマーケティングを担当。 ソーシャルプロファイリングAIエンジン「LiveReal(リブリール)」   ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「SNSアカウント分析に特化したソーシャルプロファイリング」です。”何が”トレンドなのかだけでなく、”誰にとっての”トレンドなのかまで分析できる、独自のプロファイリング技術によりファン個人の特性を可視化します。あらゆるSNSサービスの公開情報にアクセスし、投稿されている「写真」「動画」「テキスト」等の情報をAIが複合的に解析することができます。特許も取得済みですよ。 ーソーシャルリスニングとは何が違うんですか? ソーシャルリスニングというのは、何が流行っているのかだけを可視化します。つまり、誰にとってのトレンドなのかが分析されていないんです。しかし一方で、我々のソーシャルプロファイリングは何がトレンドで、かつ誰にとってのトレンドなのかを可視化できるため、より正確にトレンドを分析できます。 ーサービスを利用する顧客について教えてください。 メーカーさんが多いですね。顧客との接点は小売が持っており、生産者側には全く消費者の声は届きません。きちんと消費者の率直な意見が聞きたいというメーカーさんに主に使っていただいています。 ー競合について教えてください。 ソーシャルリスニングのサービスはいくつか存在しますが、先ほど説明したようにソーシャルプロファイリングとはまた別なので、我々のようなソーシャルプロファイリングのサービスは未だ他にはないですね。 「LiveReal(リブリール)」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を教えてください。 現在の広告は企業がインフルエンサーに依頼をして自社の商品をPRしてもらうという、”いかにもなPR”がほとんどです。インフルエンサーの”好き”は関係ありません。このような企業と個人が解離した現状を変えたいと思い、AIによるプロファイリング技術を基に企業と個人の新しい繋がりを創るプラットフォームを作りました。 ー一人で始められたんですか? もともとITの一部上場企業にいました。そこで当時、一緒に働いていた部下がスーパーエンジニア(現AIQ 社長の高松)で、私も彼も技術を使って新しいものを作っていくのが好きで、やりたいことが合致したんですよね。 ー同じ志を持っている仲間に会えるのは嬉しいですよね。 「LiveReal(リブリール)」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 消費者の”好き”がきちんと反映され、企業と個人の本当のつながりを可視化していきたいですね。それに付随して、いくつかのサービスを今後展開していく予定です。例えば、先日リリースした「SOCIAL PROFILING」や、企業のファンの間でコミュニティを作るとか。 ▼SOCIAL PROFILING ー目指す世界はありますか? この先もずっと「技術の会社」でありたいんですよね。CEOがエンジニアなのもその理由です。我々の誇る高技術が、会社の一番の軸なんです。 ーソーシャルプロファイリングAIエンジン「LiveReal(リブリール)」の今後に注目ですね。 編集後記

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高機能チャットボット「Concierge U」

太田匠吾 Shogo Ota 代表取締役 東京大学大学院農学生命工学研究科修了 JPモルガン証券投資銀行本部にてMAアドバイザリー業務、株式・債券関連の資金調達業務に従事 産業革新機構にて大企業とのプライベートエクイティ投資、スタートアップ企業へのVC投資を経験 2016年ConciergeU創業、代表取締役に就任。 高機能チャットボット「Concierge U」 ーどのようなサービスか教えてください。 『一言で言うと「チャットのインターフェイスを利用したAI自動応答システム」です。LINEおよびFacebookメッセンジャーのチャットシステムに加え、Webサイトに自動応答システムを簡単に導入できるサービスです。既製のiPhoneアプリなどでチャットを自動化する仕組みにも対応可能です。このサービスでは、AIとの対話を通して、多岐にわたって様々なことができます。誰にでも使える仕組みなので、プログラミングに精通していない方でも、プログラミングなしで自由自在にプロダクトを作ることができます。』 ーユーザーについて教えてください。 『様々な業種の企業様に使って頂いています。ユーザー数でいうと、計百社超くらいですかね。』 ー競合について教えてください。 『同じようなチャットボットを扱っている「IBM Watson」とはよくサービスを比較検討されます。しかしその中で我々のサービスの強みは、低価格で導入しやすい優位性と、ユーザーが自由自在にサービスを扱える柔軟性です。』 「Concierge U」誕生の経緯とは? ー会社設立の経緯を教えてください。 『独立している親の影響もあり、元々将来起業したいという思いがありました。将来の起業を見据えて、社会の仕組みを知るため大学卒業後は外資系の証券で働き、そこで会社運用の仕組みやスキルを学びました。その後2016年に独立しました。同じ大学の知人であるエンジニアに話を持ちかけ、ビジネスパートナーとして共に始めました。』 ーサービス誕生の経緯はなんですか? 『最初は特許業界に興味があったので特許調査の会社を始めました。半年経って良好に進んでいったため、そのまま続けても良かったのですが、今後は自分がボトルネックになっていくと感じたため、方向転換しました。人の言葉やテキストの解釈は結局最終段階で人が関与せざるを得ないので、プロダクトがひとりでに売れていくことはなく、この事業は結局自分の時間の許す範囲でしか進んでいかないと気づいてしまったんですよね。』 ーではそこで今のサービス「Concierge U」に移行したのですか? 『実は、もう1つ興味のあるビジネスがありました。「ブロックチェーン」です。「ブロックチェーン」と「AI」が候補に挙がっていたのですが、色々な人に相談して考えたところ、「ブロックチェーン」はかなり専門家のネットワークに入り込まないとビジネスが難しい印象で、自分たちだけで対応できるものではないという結論にいたり、「AI」のサービスに注目しました。それが「Concierge U」の始まりです。』 ーなぜ「AI」に注目したのですか? 『これから先、進化し続けるテクノロジーで課題を解決することに、特に面白みを感じたんです。業務の自動化がもっと進んでいけばいいなあって。とにかく新しいものに惹かれるんですよね。』 ー好奇心が、新たな挑戦の始まりに繋がっているんですね。 「Concierge U」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 『サービスの今後は、様々なシステムと連携して行き、さらに高性能なチャットロボットを作り上げることです。弊社のサービスによって仕事の生産性が向上し、世界中の人々に必要とされるものになればいいですね。グローバルに、BtoE(business to employee)の領域で広まって行きたいです。』 ーそこから先の将来像はありますか? 『先の大きな目標としては、会社の内部でビジネスチャットのインターフェースを通して、様々なシステムを大規模にコントロールできる仕組みを作っていきたいです。ロボットの無限の可能性を、追求して行きます。』 高機能のチャットボット、「Concierge U」の今後に注目です! メンバー募集! 我々とナスダック上場を目指してくれるセールスメンバーを募集します! 興味のある方は下記のリンクから↓ 編集後記

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ソーシャルリクルーティングを支援するITエンジニア・サーチエンジン「DISCOVER」

久保田 健瑛 Takeaki Kubota 代表取締役 / CTO 情報科学修士。経営学修士(MBA)。富士通株式会社で、携帯電話ソフトウェアの研究開発、プロジェクトマネジメントに従事。その後、ITスタートアップに参画し、画像加工技術に関連したスマホアプリやSNS開発、発明などに従事。2015年 AHACRAFT株式会社を創業。社内メールから企業内における社員のストレス状況を可視化する技術「ストレスレポーター」を開発。ビジネスプロセスに情報科学技術を繋ぎ込むエンジニアリングに長けている。 2019年レペリオ株式会社を創業。趣味は歴史とサイエンス雑誌を読むこと。 ソーシャルスカウトを支援するITエンジニア・サーチエンジン「DISCOVER」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「ITエンジニアに特化したソーシャルリクルーティングサービス」です。インターネットで情報発信するITエンジニアの発信を集約し独自のサーチアルゴリズム、スコアリング技術によって探し求めている才能を見つけ出すことができます。』 『インターネット上から収集されたITエンジニアの情報発信サマリーから気になる方を見つけたら、そのITエンジニアが公開している連絡先にメール送信することができます。返信率計測から候補者管理まで全てサービス上で確認することができます。』 ーサービスを利用する顧客について教えてください。 リクルーターがユーザーです。リクルーターには2種類あり、事業会社と人材紹介会社です。現在は審査に通った人材紹介=エージェントさんが主ですね。 ー競合について教えてください。 『お会いさせていただくエージェント様は「ビズリーチ」や「Linkedin」といった業界大手のサービスを既に利用されているケースが多いです。DISCOVERは、求職サービスを活用していないタイプの転職意欲が潜在的であるITエンジニアにもアプローチできる点に違いがあります。またインターネットのエンジニアをプロファイルする点に関しては「ラプラス」という会社があります。ラプラスさんは事業会社向けのサービスが主と聞いていますが、我々のサービスはエージェント向けに、ITエンジニアの目利きをサポートする機能で、しっかりとサーチができることを特色としています。』 ーユーザー側にはちがいがあるのでしょうか? 『求人を少数しか持っていない事業会社向けではなく、求人をたくさん持っているエージェント向けなのでスカウトされるITエンジニアにとっては、より自分自身に合った多種多様な案件を受け取ることができるのがメリットです。また、ITエンジニアにとってのスカウト体験をより良くするために、ITエンジニアにとって希少であったり、面白い案件を持たれており、また一人一人に丁寧にメール送信するスタイルに共感いただける方のみにご利用頂いております。』 ーあくまでプロユースのソーシャルスカウトであることがクライアントとユーザーのメリットということですね。 「DISCOVER」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を教えてください。 『元々、一つのことを極めている研究者、いわゆる「変態(異能の方々に敬意を持ってそう呼んでいます。)」と呼ばれる方達に興味がありました。知人に紹介してもらい、多くの研究者の方に会い、話を聞きました。彼らの話は本当にディープで、とにかく興味深いんです。ある時、とある才能発掘の達人から「変態はどこにいるのだろうか。」という話題になり、好奇心から研究者サーチエンジンのプロトタイプを作ったものが今のDISCOVERの原型です。プロトタイプを試験営業していた際に、のちのビジネスパートナー、新城に出会いました。お互い話をしていくうちに、やりたいことが同じだということに気が付き、「一緒にやってみよう」となったのが、会社設立の始まりです。』 ーエンジニアに特化した理由はあるのでしょうか? 『私が独立系ITエンジニアとして活動した経験に基づいています。あることに突出して知識豊富な能力のある方でも、自己をPRすることに長けていないと、社会に出て自身の能力を発揮できる仕事が得にくいのです。今のこのような現状を研究者との会話で感じるようになり、インターネットには改善できる領域があると気付きました。そこで、能力ある人がPR力関係なく能力を発揮できる仕事に就ける機会を与えたいと思い、まず初めは最初はITエンジニアに特化して、この「DISCOVER」というソーシャルリクルーティングサービスを始めました。今は、ITエンジニア向けですが、ITエンジニア達が使っているソーシャルツールは研究者にも浸透すると予想しているので、数年後には研究者にも価値提供できるはずです。』 ー突出した才能を見つけ出すサービスとしてアイデアがはじまったのですね。 「DISCOVER」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 『サービスの今後は、ITエンジニアが自分にあった仕事に出会えることを目指しています。自己のPRが不得意だと、今の時代ではなかなかリクルーターの方に発見してもらえず、能力はあるのに能力に見合った仕事が得られないことも少なくありません。そのような現状を変えて、自分の能力が生かせる仕事に出会える社会にして行きたいですね。』 ーそこから先の将来像はありますか? 『今の社会、学ぶということと、自分にあった仕事を得られるということは、乖離があります。正しく学び発信するものには、しっかりと自分にあった仕事を獲得できる。なりたい自分になるために、どのように学び・キャリアを積めば良いかがわかる。そして、自分にしかできない仕事に出会うことができる社会。それが、私たちの目指す自身の才能を最大限生かすことができる「才能の自由化社会」です。』 ーリクルーティングの新しいサービス、「DISCOVER」の今後に注目ですね。 編集後記

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AI旅行提案サービス「AVA Travel」

宮崎 祐一 Yuichi Miyazaki 楽天でインターネット広告事業へ携わった後、ホテル向けDynamic Pricing事業を展開する空へ転職。情報収集の自動化や分析、AI・旅行業界での経験を積み、2018年10月にAVA Intelligenceを創業。 AI旅行提案サービス「AVA Travel」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「質問に答えるだけでAIがいきたい場所を提案してくれるサービス」です。旅行先を決める際に旅行会社に行ったり、ガイドブックを読んだり、ネットでいろいろ検索したりする手間を省くことができます。1分程度の簡単な質問を答えるだけで、AIが分析し、複数のオプションを提案してくれます。旅行先が決まったら、観光スポットの情報を提案してくれて、ホテルなどの予約サイトに飛ぶこともできます。提案先は海外都市100以上あります。 ーユーザーについて教えてください。 20代後半から30代前半の方、男女ともに使っていただいています。カップル旅行、一人旅行、用途は様々です。 ー競合について教えてください。 旅行相談窓口がユーザーからしたら同じような事業に思われるのですが、今後提携なども考えており、協業相手にもなり得ますね。その中でも、我々のサービスは、AIを使って1分程度の質問で瞬時に旅行先・観光地を提案をできるところが強みです。 「AVA Travel」誕生の経緯とは? ー会社設立の経緯を教えてください。 私が元々、年に2~3回行くほど海外旅行が大好きで、プラン立てるのも好きでした。その中で、旅行前のメタサーチを利用しているときに、インターネット上の情報量の多さに、逆に不便さを感じました。その時、多い情報の中で自分に合ったものを見つけられるサービスがあるといいな、と思ったのがきっかけです。前職にいた頃に旅行業界の課題を解決していった経験を糧に、今独立してやっています。 ーAIが旅行計画をすべて立ててくれるのでしょうか? 前職で働いていた頃、AIは完全に人に置き換わることはなく、一部となって人と協調して行くんだなと感じました。なので、今のサービスも全てをAIに任せることはせず、あくまでAIが提案し、人が最終判断するという形で人とAIの調和を軸に行なっています。 ー前職時代が、今の事業の大きな基礎をつくりあげたんですね。 「AVA Travel」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 直近一年間の目標は、海外だけでなく、国内も含めて提案先を増やして行くことです。旅行予約サイトとの提携を増やして、提案先の幅と質を整えていく予定です。 ーそこから先の将来像はありますか? 今後は旅行の提案だけでなく、ジャンルを広げて様々なことも提案していきたいです。始めは旅行に関連したものから始めていき、徐々にジャンルを広げていくつもりです。お客様の旅行中の外食データ等をもとに日常生活でのレストラン提案などもしていけたらと考えています。旅行の際は海外保険にも加入するので、企業と連携して保険も提案していけたらいいですね。データ収集・選別をAIがしてくれるしくみ作っていきたいです。 AI旅行提案サービス「AVA Travel」の今後に注目です! 編集後記

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自立したチーム作りを サポートするメンタルプラットフォーム「emol for TEAM」

千頭 沙織 Chikami Saori emol株式会社 CEO 自立したチーム作りをサポートするメンタルプラットフォーム「emol for TEAM」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「アシスタントAIロボと会話して自身のメンタルをコントロールするiPhoneアプリ」です。メンタルコントロールといっても、うつ予防などといったネガティブなものではありません。自身と向き合う時間を日常に取り入れ、人々のモチベーションをあげるためのアプリになります。AIにチャット形式で質問に答え、選択をして現状・状態を報告します。 ー具体的にどのように使うのですか? 出勤時に毎回1分もかからない感情・睡眠記録をします。「自分の感情を振り返るための5秒瞑想」ですね。日々の記録からAIが分析し、メンタル状態を報告。スコアで評価します。記録を分析し、一人一人に合ったメンタルの向上を図るトレーニングコンテンツが提供されます。例えば、瞑想トレーニング・認知行動療法など。 ーサービスを利用する顧客について教えてください。 まずはIT企業をメインの対象としています。ネットで行えるサービスなので使用しやすいかなと。また、他の業種より3倍もメンタルによる離職が多いんです。 ー競合について教えてください。 国内ではメンタル状況管理のものはあっても、解決方法は人力によるものしかありません。カウンセリングに通うなど。しかし私たちのサービスは解決方法まで、メンタルトレーニングとして提案しています。 「emol for TEAM」誕生の経緯とは? ー起業のきっかけを教えてください。 ツイッターなどのSNSは、海外と比べると内向的な日本人にとって自分を出せる場としてとても需要があります。しかし、他人からのコメントなど中傷を気にして、言いたい事が言えない事が多々あります。そのため、自分だけの鍵アカを作ったり、日記につづったりする人も多いと思います。本当に言いたいことが言える、自分だけの場を提供したらいいじゃないか、と思ったのがきっかけです。 ーなぜメンタルのサービスを展開しようとしたんですか? 5年前から起業して自社サービスを作り始めましたが、初めは作っては失敗し、の繰り返しでした。わたし自身の大学時代の経験から、メンタルケアというのは誰にとっても大切なものであるという認識を広めたいと思い、メンタル向上のサービス「emol」を作りました。最初は個人向けのBtoCのサービスだったのですが、そこからBtoBの企業向けのサービス「emol for TEAM」も展開しました。 ー大学時代、どのような経験をされたのでしょうか? 大学生の頃、様々なプレッシャーから勉強とバイト三昧の日々で、メンタルがやられてしまった事があったんです。しかしそこで、今の夫がわたしを全面的にサポートしてくれて、回復する事ができました。メンタルの問題って、薬だけじゃどうにもならなくて、自立する事が重要なんですよね。夫には本当に感謝していますし、そこまでの信頼関係があるから、いまも二人で会社をやっていけているんだと思います。 ー自身の経験をもとに、一番のパートナーでもある旦那さんと始められたんですね。 「emol for TEAM」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 新たな機能を追加し、多くの人が使いやすいサービスを目指します。また、メンタルに関するセミナーやメンタルトレーニング講座を提供していき、たくさんの人に自分と向き合う機会を作っていきたいなと思っています。。 ーその先目指す世界はありますか? 全ての人に、自分と向き合う時間を毎日継続的に取ってもらいたいです。メンタルトレーニングって、ネガティブなものじゃなくて、誰しもが必要とするものなんだ、という考えを啓蒙していきたいですね。一人一人のメンタル状況が、個人だけでなくチーム全体にも影響しますから。「one for all. all for one」です。 ー自立したチーム作りをサポートするメンタルプラットフォーム「emol for TEAM」の今後に注目ですね。 編集後記

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完結型英語学習アプリ「POLYGLOTS(ポリグロッツ)」

山口 隼也 Junya Yamaguchi Founder and CEO 九州大学卒。放射性物質から出力されるビッグデータを用いた除染シミュレーションにおいて、原子力工学の学士を取得。ウッドランド(現フューチャー・アーキテクト)、イプロス(キーエンス子会社)にて、チーフアーキテクト/CTOとして、大規模システム、P2Pネットワーク、Ad-tech、ビッグデータ関連のサービス開発、設計、立ち上げに携わる。 完結型英語学習アプリ「POLYGLOTS」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「英語学習はPOLYGLOTS以外、必要ありません」。AIが一人一人の苦手・スキルに応じた学習内容を提供し、それに基づいた自習を行います。もちろん、「リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング・単語・文法」6技能全て兼ね揃えています。そして、実際に英語を使う機会として、月に約400クラスのオンライン英会話レッスンも開講しています。つまり、POLYGLOTSだけで、英語学習を完結させる事ができるんです。 ー具体的にどのように使うのですか? 最初に簡単なテストを受けて、AIがその人の得意不得意を分析し、プログラムを組みます。毎日何をすべきか明瞭になるため、通勤時間などの隙間時間に簡単にこなす事ができます。また、その人の興味関心に関連したニュースが学習内容になるため、楽しく学べます。 ーサービスを利用する顧客について教えてください。 大学生以上の社会人が75%くらい占めていますね。受験勉強というより実生活で使える英語なので、趣味でやられる方や、今後の海外出張や海外旅行に向けて利用する方が多いです。 ー競合について教えてください。 英会話スクールや英単語アプリなど、英語学習のサービスは様々存在します。しかし、その中で自社のサービスの強みは「一人一人に合ったカリキュラムが自動で組まれる・完結型である・楽しく生きた英語を学べる」事です。POLYGLOTSだけで英語学習は十分なんです! 「POLYGLOTS」誕生の経緯とは? ーサービスを始めたきっかけを教えてください。 九州大学で電子力工学をやっていました。卒業後IT系フューチャーアーチテクトに入りました。海外で働くこともあり、英語学習を始めたのですが、とても苦戦しました。モチベーションも上がらないし、結果も出ないんです。全然続きませんでした。そこで、私と同じように困っている方も多いと思い、続けやすく、楽しく学べる英語学習を自分で作ることにしました。 「POLYGLOTS」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 現在は日本語と英語の学習サービスですが、今後様々な言語を増やしていこうとしています。具体的には、韓国語、そして中国語と広げていく予定です。そうすれば、日本人にとって永遠の課題である「言語問題」が解決されるんじゃないかなと思っています。 ー言語学習に絞って展開してくのですか? 実は、学習サービスと並行して翻訳の方も考えています。学習内での学習者による翻訳が、機械翻訳のデータとして蓄積しています。個人の興味関心によるニュースが学習内容になっているため、専門的な知識を持っている人による、分野ごとにより精巧した翻訳データが集まるんです。翻訳する学習者は勉強がてら訳しているため、低コストで大量な翻訳データが集まります。そのデータを蓄積させていき、新たに専門分野に特化した翻訳サービスも展開できたらなと思っています。 ーなるほど、データーの蓄積を他に活かすのはとてもいいアイデアですね。その先の展望はありますか? 我々のサービスの大まかな概要は、様々な学習や語学講師と学習者のマッチングです。このサービスの仕組みというのは、何も言語学習に限った話ではないと思います。例えば、フィットネスとか。トレーニング内容やトレーナと、消費者のマッチングにも活用できると思います。将来的に様々なジャンルで展開していけたらいいですね。 ー完結型英語学習アプリ「POLYGLOTS」の今後に注目ですね。 編集後記

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写真やイラストなどの画像編集作業に革新を起こすAIツール「cre8tiveAI」

漆原 大介 Daisuke Urushihara 代表取締役 早稲田大学卒業後、独立系のベンチャーキャピタルに入社、IT関連を中心にベンチャー投資やコンサルティングを行う。その後、DeNAにて、ゲームのディレクター・プロデューサーとして怪盗ロワイヤルや新規ゲームの立ち上げに携わる。2015年9月、株式会社ラディウス・ファイブを創業、代表取締役に就任。現在はAIサービスの事業企画等を行なっている。 写真やイラストなどの画像編集作業に革新を起こすAIツール「cre8tiveAI」 ーどのようなサービスか教えてください。 一言で言うと「クリエーターの創造性を最大化するためのプラットフォーム」です。多くのクリエーターは、誰がやっても成果にほとんど差が出ない作業、例えばトリミング等に稼働の70%近くを割かれています。そういった非クリエイティブな仕事をAIを使って数秒で終わらせることができるサービスが「cre8tiveAI」です。AIが仕事を代替してくれることで、クリエーターは自分にしかできない創造性の高い仕事に取り組むことができるようになります。 ▼ Photo Refiner(高解像度化AI)▼ 「Photo Refiner」は「cre8tiveAI」で提供されているAIの一つです。写真やイラストなどの画像を美しく高解像度化(超解像・アップコンバート)することができるAIです。ピクセル数(Pixel)を縦、横4倍に拡大して16倍に変換することができます。現在、世界でもっとも美しく高解像度化することができるAIになります。 ー画像をアップロードするだけで、写真やイラストが高画質に変換されるんですね。 ▼彩ちゃん(顔イラスト生成AI)▼ 「彩ちゃん」も「cre8tiveAI」で提供されているAIの一つです。彩ちゃんはイラストを描くことができます。最先端の深層学習(Deep Learning)技術を用いて、イラストを学習しました。独自のニューラルネットワークを構築することによって、組み合わせではないオリジナルの顔アイコンを生み出します。 ーユーザーについて教えてください。 広告代理店、印刷会社、メーカー、ゲーム、ECサイトなど、様々な業界の方にご利用いただいています。変わった利用事例だと、政治家の事務所などでポスター用に高解像度化している事例などもありました。また、法人だけでなく、個人の方にも多数利用いただいている状況です。古いスマホで撮った写真を鮮明にするために利用したり、結婚式用に画像を高解像度化したりなどがあります。。 ー競合について教えてください。 勝手にAdobeさんを意識しています。Adobeさんはクリエーターが作業するためのツールを提供していますが、我々はクリエーターがAIに依頼するだけで非クリエイティブな作業が完了するツールを提供します。棲み分けをしつつ、よりクリエイティブな社会を実現するという意味で共存していけたらなと思っています。 「cre8tiveAI」誕生の経緯とは? ー会社設立の経緯はなんですか? 独立する前は、VCでコンサルティングをしたり、DeNAでゲーム開発、エン・ジャパンで新規事業の開発をするなど一貫して事業の立ち上げに関わってきました。2015年9月にATSと呼ばれる採用管理システムを作ろうと独立しましたが、収益を得るためにずっとゲームの開発を行なってきました。AI事業にシフトしたのは、取締役に入ってくれた菅原の加入がきっかけです。 ーサービス開発のきっかけは何ですか? AIでアニメを生成しようと考えたのがきっかけです。日本のアニメ・ゲームコンテンツは素晴らしいのですが、制作会社は労働集約的な作業に悲鳴を上げている状況です。そういった状況を打破できるようなAIの研究・開発を進めていこうと考えました。アニメの生成ができるようなAIの手法を検討していたのですが、我々のバックグラウンドがゲームよりということもあり、アニメが作れるならイラストの生成から進めた方が良いのではないかという話になって、彩ちゃんの開発を開始しました。 ーそれから今の複数のサービスが出来上がったのですか? 彩ちゃんの開発を進める中で様々なAIの研究を行なっていました。その中の一つが高解像度化AIだったのですが、それをとある印刷会社の社長に話をしたら、高解像度化は印刷業界でめちゃくちゃニーズがあるという話になって、サービス化に向けての検討を始めました。高解像度化以外にも様々なAIの研究を行なっていたので、それらをまとめて提供するプラットフォームがあれば、アニメや印刷の業界だけでなくて、世界中のクリエーターの非クリエイティブな作業を無くすことができるのではないかと考えて、一元的に利用できるプラットフォームとしてサービス化することにしました。 ーニーズに応える、待望のサービスなんですね。 「cre8tiveAI」の今後の展望とは? ー今後のサービスの展望について教えてください。 日本発で、世界で勝てるSaaSを提供したいです。既に21言語に対応して、100カ国以上の決済に対応している状況で、世界でcre8tiveAIを利用してもらうための準備はできている状況です。 ーそこから先の将来像はありますか? Adobeさんと肩を並べられるようなクリエイティブカンパニーになりたいです。我々はAIという強みがあるので、いままで人間しか行えないと考えられていた生成領域に特に力を入れていきたいです。人の仕事がなくなってしまうのではないかという議論がありますが、誰がやっても同じ成果にしかならないような作業はなくなって良いと思っています。そこで生み出された時間が、最終的にはクリエーターの創造性の最大化につながると考えています。 写真やイラストなどの画像編集作業に革新を起こすAIツール「cre8tiveAI」の今後に注目です! 編集後記

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ミーティングを成果が生まれる時間に変えるSavetime(セーブタイム)

代表取締役 植川 悠 大手シンクタンクにて流通・小売業、製造業等に対するコンサルティング、経済産業省、内閣府、農林水産省等の調査研究に従事。2012年に同シンクタンクを退社後、スローガンに入社。その後独立しマキナ株式会社(MACHINA Inc.)を設立。 ミーティングを成果が生まれる時間に変えるSavetime(セーブタイム) ――「Savetime(セーブタイム)」について教えてください。 30分のミーティングがちゃんと成立する、ミーティングを短くするサービスです。働き方改革のトレンドでミーティングは短くなっていますが、形だけ30分で結果が伴わないものも増えているようです。そんな課題に対し、準備をする、参加者を減らす、など会議前の準備をしっかりするように働きかけます。とくに準備を可視化し、コストを意識してもらえる仕組みで課題を解決しようとしています。 ――どうやったら使えるのでしょう。 Web上からミーティングの時の議事録ツール替わりに使い始められるようになっていて、使い始めると時間を意識させる作りになっています。最初からミーティングの意義やコストを意識させるとめんどくさいと思われてしまうのでそういう作りです。 ――どんな風に解決しているのですか? テキストエディタ的に使えるのは当たり前として、例えば、議題の事前準備で、ミーティングの質を上げることができます。議題の時間、担当を事前に設定することで、ミーティングの目的を明確にできます。議題をテンプレートにすることで準備も効率化が可能なのもうれしいところです。 ――コストを意識するとはどんなイメージでしょう? ミーティングの議事録を取ろうとすると、全員が時間を意識し、共通のゴールを目指す仕組みが動きます。 経過時間を見える化し、参加者全員が認識することで、常に時間を意識し、会議・ミーティングの延長を防止するんです。 時間はGoogleカレンダーに予定を作成するだけで入力されます。さらにセーブタイムにドキュメント(ノート)が作成され、自動的に参加者に共有されるので、メールやチャットなどに情報が分散しません。 ――どんなクライアントさんが使っていますか? 5月からクローズドベータ、10月にオープンベータ、と徐々に広げてきましたが、現在300アカウントが作られて100人以下くらいのスタートアップがメインでしょうか。 最終的に向き合いたいのは大企業で、そこが最も無駄が減らせると考えていますが、まずはGoogleツールの企業版であるGsuite連携がメインなので先進的企業が多い印象ですね。 ――強みについて教えてください。 新しいツールを提供しようとしているというのに逆説的なのですが、Savetimeの強み(特徴)は、今すでに多くの人が使っているカレンダーや、ビジネスチャット、テキストエディタなどのユーザ体験をできる限り変えないということです。 なぜならば、ミーティングや会議は、経費精算や帳票入力のように「一つの正解がある作業」ではなく、人によって癖や好み、意思や価値観が反映される「多様な行動」だからです。一つの型に嵌めるのではなく、一人ひとりが日々行っているミーティングを負担感なく自然に改善していける、そんなプロダクトを目指しています。 もうひとつは働き方改革で減っている中でも、時間の希少性にフォーカスしてプロダクトを作っています。人間しかできない活動の中で、いい状態にしたいものがミーティングだなと思っていて「時間を意識できる、決まったことが早く実行できる」ように作っています。 ミーティングがよくなってきたなと感じたことがない。…「Savetime(セーブタイム)」開発の経緯とは? ――起業した経緯について教えてください。 1社目が大手コンサル業で、2社目はスローガン社でした。2つの会社で多くの時間をミーティングに割いてきたけど「ミーティングってよくなったね」という感じを十数年で感じたことがなかったんです。 そこで、いろんな会社さんにインタビューをさせてもらったら「ミーティングがいけてない」という課題が存在しているのを確認でき、サービスの着想に至りました。 ――それから「Savetime(セーブタイム)」を立ち上げるきっかけについて教えてください。 例えば、コンサルティングなどのノウハウを提供するモデルもありうると思います。ただ高価ですし、人に依存するモデルなので「経営会議」といったコストの高い会議を対象にしたピンポイントなサービスになりそうだなと感じました。 ミーティングって全社、全社員がやっているものなのでSaaSのほうが一般社員にあまねく広められる。そうすれば大勢の行動が変わり、インパクトが出てくると思ってこのサービスの形、アプローチにしました。 この数十年で、ビジネスコミュニケーションは、電話からメール、メールからビジネスチャットへと手段(ツール)が変わっていく中で、働く人の行動パターンや考え方、文化を変えてきたいと思います。 同様に、savetimeというツールを通じてミーティングをするビジネスパーソンの行動パターンや習慣、文化を変えていきたいと思います。 企業内ミーティングを超えて…Savetimeの未来 ――Savetimeの展望について教えてください。 現在は社内会議の「会議前」と「会議中」と「会議後」をやっています。今は社内のミーティングにフォーカスしてサービスを磨いて展開していますが、社外ミーティングのほうにも広げていきたいです。多くの企業では、ミーティングのうち半分から1/3は外部とのミーティングが占めているからです。 ――そこから先はありますか? 副業などが増え、個人として活躍する社員も増えています。今は企業の下に人がぶら下がる時代ですが、人の下に企業がぶら下がるような時代になってきています。これからその動きは加速するでしょう。 現状は企業間でクラウドを製品を共有するのには、セキュリティの観点から難しさがあり、特に大企業さんではハードルが高いと思います。でも、今後は企業を超えてクラウドで共同作業することが当たり前になり、働き手自身も複数の企業に所属するのが当たり前の世の中になっていくと思います。Savetimeは、そうした時代の変化の中で、個人が組織の壁を超えて活躍ためのプラットフォームになっていければと思います。 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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仕入れから小売りをアップデートするPORTUS(ポルタス)

代表取締役社長 櫟山 敦彦 学生時代にファッションの面白さに取り憑かれ。新卒で繊維専門商社に入社以来、アパレル業界に身をおき、その魅力の拡散に尽くしています。キャリアからアパレル業界全域の商流を理解し、テック企業へのジョインでシステムやサービス、データサイエンスの知見、そして独立や新規事業立ち上げを行えるビジネス思考を先鋭化いたしました。 もっと多くの人がアパレルを楽しめる世界にできるよう尽力してまいります。 仕入れから小売りをアップデートするPORTUS(ポルタス) ――「PORTUS(ポルタス)」について教えてください。 「仕入れから小売りをアップデートするサービス」です。小売業は古くからの商習慣で、自由に仕入れができません。例えば新しくお店を作って、好きなブランドの好きな商品を仕入れようとしても与信が通らず仕入れができません。そこでPORTUSは、アイディアとテクノロジーを駆使して、仕入れをもっと自由に簡単にできる環境を創り出します。 ――詳しく教えてください。 メーカからすれば開業間もない小売店は営業する手間がかかる割に、代金回収のリスクが高く優先順位をあげずらい状況にあります。開業間もない小売店はの現金前金払いや最低ロットを超える発注などで仕入れてリスクを取るか、それ以外の条件でも仕入れ可能なブランドで始めるしかないのです。 ――どんな風に解決しているのですか? 例えば、PORTUSでは独自の「トライアルオーダー」という仕組みを導入しています。トライアルオーダーでは一定期間ご希望ブランドのアイテムを店頭で実際に手にとって販売いただけます。 仕入れの前に顧客さまにご提案してみてからオーダーの検討・判断することができるため、今までよりも圧倒的に新しいブランドにトライしやすくなります。 ムリして仕入れて、売れ残る、というようなリスクを避けられるんです。 ――どんなクライアントさんですか? 展示会や出張にいけない時でも、PORTUS上で多くのブランドと出会うことができるのですが、セレクトショップ、コワーク、喫茶店などのお客さんが多く、商品はコスメ、家具、インテリアなど幅広く利用してもらっています。運営形態ですとECはメインではなく、店舗型の方がメインです。 年商3000万円くらいのセレクトショップ、例えば商店街にあるちょっとおしゃれなお店が使っていただいていて、感覚的には20-40代をターゲットにしているお店が多いです。 アパレルがメイン化かと思っていましたが、雑貨品の仕入れが増えていますね。 ――強みについて教えてください。 メーカさんの販売支援や、ポップアップショップ支援など広義の競合はあります。しかしそもそもメーカーには小口に営業できる人もいないし、ノウハウもないし、メーカーの困っているところにはなかなか手が届いていない印象です。 私たちは、仕入れたい人/卸したい人両方を繋いでいき、店に合わせて商品や場所を提案していく仕組みなので解決している課題が異なると考えています。 例えば、PORTUSのサポートチームが膨大な取引データを元に、お店にあったブランドやアイテムを提案したりします。サポートチームはこれまでアパレル業界で長年の経験を積んできたバイヤーや販売員が担当します。 つまり、メーカーさんと小売店さん双方の販売支援をしているんです。 買い物が好きで、洋服にすべてつぎ込んできた…「PORTUS」開発の経緯とは? ――起業した経緯について教えてください。 新卒で繊維商社に入社して、インポートの仕入れや販売などをしていました。その後独立してコンサルなどをやっているうち、airclosetと出会い創業にジョインしました。 airclosetで新規事業をやったり経験を積ませてもらいました。その後35歳で起業すると決めていたので起業したんです。 ――それから「PORTUS」を立ち上げるきっかけについて教えてください。 買い物が好きで、洋服にすべてつぎ込んできました。買い物を通じていろんなブランドやファッションの楽しみを感じてきました。この体験、買い物体験をもっと広げたいと考えました。 買い物体験を作る対象としてアパレル業界、その中でもバックエンド=製造とフロント=小売のどっちがいいかと考えたとき、フロント=販売機能が大きくならないと業界が大きくならないことに気づき、優秀な仲間と一緒に今の事業をスタートしました。 もっと好きがあふれる日常を創る、PORTUSの未来 ――PORTUSの展望について教えてください。 私たちはメーカーとお店の両方を繋いでいるのが強みです。その強みを買い物を楽しくする方向に生かしていきたいです。例えば売る場所の確保が難しいのであれば、一つのお店を複数のメーカーでシェアするストアシェアリングや、物流配送が課題なのであればそこを受けてしまってもいいはずです。 ショールミングストアみたいなものを作って、いろんなブランドが乗り合わせてもいいんです。全国に店舗が広がって行けば商圏分析をして、出店喚起をしていくような機能を持っていくのも良い。 需要予測をして在庫を最適化する仕組みを持つこともできます。どれも時間はかかるのですがそこをやっていきたいんです。 今までの仕組みは江戸時代から変わっていない。お買い物を楽しくするとこにフォーカスして成長していきます。 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

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隙間時間にチャット小説を閲覧・投稿できる、国内No.1の中高生向け小説チャットアプリ「Balloon」

久保田 涼矢 Ryoya Kubota 1995年愛知県名古屋市生まれ。中学校在学時よりHPの制作を行う。高校卒業後、数社のインターンを経験した後、ベンチャー企業に入社しSEOや広告運用などwebマーケティング全般におけるコンサルティング業務に従事。2015年、株式会社コロプラに入社。子会社のコロプラネクストの運営を中心に、国内外のシードからシリーズBステージの企業を対象に十数社の投資を実行。インキュベーションオフィスの運営など投資後のサポート業務にも従事。2017年、株式会社FOWDを創業。 隙間時間にチャット小説を閲覧・投稿できる小説チャットアプリ「Balloon」 ーどのようなサービスか教えてください。 『これは一言で言うと「隙間時間に閲覧・投稿できるチャット小説アプリ」です。F0層のユーザーが100話を超える小説を投稿するくらい熱量高く作品を投稿しているところが強みです。投稿された小説を書籍化したり映画化したりアーティストとコラボしたりしています。チャット小説とは言いますが、「電車男」のような、2chなどでのコメントの掛け合いがそのまま小説になったようなもので、心理描写がほとんどありません。スマホで閲覧・作成するため、短い文章で構成されており、セリフのテンポ感が重要になってきます。普通の小説だとスマホで読みにくく、また、書きにくいですが、チャット小説は短い文章で構成されていることでセリフ1つ1つの印象が大きく、現在のスマホ世代に合っていると思います。』 ー会社全体としてはどのようなビジョンを持っていますか? 『会社全体の事業のビジョンとしては、完全分業制からLTVを意識した複合的な提供スタイルを目指しています。IPを作るところからそれに派生してグッズやコミックなどへ事業を展開しています。また、他にもタレントのクリエイタープロデュースも行っています。というのも、タレントやモデルの方達を作家として作品を描いてもらっています。タレント自身の世界観をタレント自身が小説によって表現することでコアなファンがつくのです。』 ーユーザーについて教えてください。 『中高生がほとんどです。女性が8割を占めますね。』 ー競合について教えてください。 『エブリスタなどの小説や漫画投稿などといったサービスは他にもありますが、私たちがやりたいと思っているビジョンと全く同じものはないです。』 「Balloon」誕生の経緯とは? ーサービス誕生の経緯を聞いた。 『元々コンテンツのLTVを作りたいという考えがあり、ヒットするストーリーの解析にも力を入れていこう思い、解析のために自分たちでプロダクトを作りました。プロダクト内容を考える上で、原価が安く誰でも投稿できる小説投稿に注目しました。確かにスマホが普及して若者はどんどん活字離れしてると言われていますが、ツイッターの文字数制限での投稿や長文ラインからもわかるように、若者の作文能力は未だに存在しており、活字離れと言われるのはただスマホに適したものがないだけなのではないかと思い、スマホに最適な小説投稿アプリを作りました。ソーシャルゲームが若者の間ではやらなくなったのも、それらはデータ使用量が大きく、また、課金制度があるため、若者にとってはやりずらいという理由が挙げられます。そのため、若者がスマホで簡単に行える小説アプリに注目しました。』 ー「Balloon」の名前の由来とは? 『英語で「吹き出し」を「Balloon」といいます。BやPの発音が可愛いので「Balloon」にしました。』 「Balloon」の今後の展望とは? ー「Balloon」の今後について教えてください。 『海外に向けて事業を展開し始めています。今月から韓国で使えるようになり、今後は中国・台湾・香港・アメリカと広げていくつもりです。各国の作品を通してその国のエンタメ業界と繋がっていくサイクルができたらいいなと思っています。各国でパートナーシップを築いて広く展開して行きたいですね。外国人の方にとっては若者の書いた小説を無料で見ることができるため、若者が日常で使うカジュアルな日本語にふれることができ、語学勉強としても活躍しています。』 スマホに最適化した新しい小説チャットアプリ「Balloon」のこれからに注目です。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。 「AI.Accelerator」

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応募者全員にフィードバック実施!MIT出身者を中心としたベンチャー支援団体が「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト」を開催

メンター陣の面倒見の良さが評判なMIT出身者を中心としたベンチャー支援団体「日本MITベンチャーフォーラム」が、「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト(BPCC19)」のエントリー受付を開始しました。 応募者全員にフィードバックあり! 今回の開催で19年目、19回目を迎える歴史あるビジネスプランコンテストです。最優秀賞には,副賞100万円。その他,協賛企業による特別賞等があります。また,応募者へは、全員に1次(書類)審査の結果とともにフィードバックをご連絡しています。 BPCCは,Business Planning Clinic & Contestの略称。 単なるコンテストの開催、ビジネスプランの評価だけでなく、「Clinic」として、1次審査・2次審査通過者(ファイナリスト候補)へ、経験豊富なMIT-VFJメンターによるメンタリングの機会、1泊2日のメンタリング合宿、ワークショップを含めたブラッシュアップの機会を提供。よりよいビジネスプランの作成・事業展開のための支援を行います。 昨年の優勝者は… 昨年の優勝者は、tonoi株式会社の戀川光央さんによる「Hybrid Computing – 次世代IT処理基盤」。 ビジネスプラン概要: アキバのハッカーが模索するAI達を世に解き放つHybrid Computingは、前人未到の集中かつ分散したデータ仮想化により、スパコンからガジェットまでを高速化、低消費電力化し、DevOps化します。イキイキとしたAI Agentが闊歩するGhost In The Shellの世界を作りましょう。 その他の入賞者と概要はこちらから確認できます。 ビジネスプランがまだ固まっていなくてもOK!? 応募方法は「ビジネスプランスタイル」と「フリースタイル」の2種類。がっちりビジネスプランを構築している人から、志持つ人まで幅広く対象としています。 当コンテストへ応募される方は、以下のいずれかのスタイルに従って作成し・送付をお願いしています。                 1.ビジネスプランスタイル 「エグゼクティブサマリー」及び「ビジネスプラン」の2ファイルをもって応募ください。 ※ 「ビジネスプラン」には、所定の記載必須事項がありますので、HPまたは添付ファイルをご確認ください。 2.フリースタイル ビジネスプランを作成していないかた、を対象とします。 ただし、イノベイティブな技術またはビジネスモデルを有し、それをもってビジネスとして社会や産業に普及を行っていく意思がある方に限ります。 提出書類は、「エグゼクティブサマリー」及び「提案書」の2ファイルをもって応募ください。 審査のスケジュールは? 応募締切 2019年7月31日(水) 23時59分59秒まで 一次審査 8月下旬までに書類審査。審査結果の如何を問わず、応募者全員に1次審査時の評価コメントをご連絡します。なお審査にあたり、8月中旬にヒアリング・質問をさせて頂く場合がございます 二次審査 9月7日(土)に東京でプレゼン審査を実施。ショートプレゼンテーション、及び審査員等による質疑応答に基づき、当日、審査を実施し、同日、審査結果を発表します。プレゼン審査通過者は、ファイナリスト候補者として同日開催のオリエンテーション,9/28-/29開催のメンタリング合宿へ進みます。 毎年大好評の「ビジネスプランニングクリニック&コンテスト(BPCC19)」。 ぜひ、チャレンジしてみてください!

インタビュー

バックオフィスの業務効率化に注力するべきだ。リピート通販向けの自動化サービス「FULLTIME」(フルタイム)

  原戸 陵至 1984年 大阪府生まれ。高校時代から働き始め平日は中華料理店の出前や夜間駅清掃、 休日はトラックに横乗り高校卒業後、バイトに明け暮れそんな中仕事が面白くなり 大学に進学はせず、卒業後は運送会社に就職して2tトラックの運転手を行う。 その後オーストラリアに約1年留学し、帰国後2年間ほど建設現場を経験してから ITベンチャーの創業に参画。 取締役技術者として5年ほど独自のプロダクト開発などの関わり、 2013年でアスニカを創業。 これまで数十社が抱えている大小約400件もの課題を「モノづくり」という観点で解決してきた。 Previous リピート通販(EC)向けのRPAサービス「FULLTIME」(フルタイム) 自動化文脈の記事は、読者も既に飽きていることだから色々と割愛をさせてもらう。営業が必死に売り上げ向上に勤しむ中、企業のバックオフィスでは無駄な経費が垂れ流しになっている(勿論全ての企業とは言わないが)。業務を自動化すれば、経営状況も必然的に良くなる。その答えを出せる企業を今回は紹介しよう。アスニカ社が運営する「FULLTIME」だ。 「FULLTIME」は一言でいうと、「煩わしさを自動化させる」ツールですね。僕らはリピート通販に特化したRPAロボットを展開しています。より従業員1人あたりの負担を軽減できるように、リピート通販で起きる顧客対応や事務作業を代行するサービスとなっています。 一般的に、単品のリピート通販では顧客は定期的に購入を行います。その際に、顧客からEC事業者にお問い合わせを行うことが多々あるんです。例えば、「まだ商品余っているから、今月分はいらない」などの要望があります。こんなメールが月1000件や2000件来るんです。すごく大変ですよね。「FULLTIME」では、省力化できるようロボットを動かしてお手伝いをしています。(ロボットはソフトウエアロボットになります。) EC事業者、その中でもリピート通販やD2C事業者のための業務代行サービスが「FULLTIME」である。企業ごとの特色がある業界にはなるが、アスニカ社は豊富な開発力を武器に個社対応を行なっている。 具体例①としては、「顧客の定期購入解約」の自動化が挙げられている。 また、売り上げ日報やデータの集計も行えるようだ。 届け日変更などのリピート通販でよくある業務をカバーしている。 クライアントは、うーんそうですね。正直通販のジャンルであればどこでも対応できるというのが本音です。サービスローンチ後は、大企業が多いと思っていましたが、意外と中小の方からもお問い合わせが多い状態です。従業員数でいうと1000名付近の企業さんが多いですね。健康食品や化粧品の事業者さんはかなりボリュームゾーンだと思っています。 RPAツールって結構最近では多く出ていて、中々設定が難しいのが課題ですよね。僕らの場合は、設定まで完全に代行します。お客さんの業務効率化を突き詰めてあげたい。これが僕らの思いです。 高卒社長は、トラック運転手からエンジニアになる。「僕は二番手が嫌なんです」 起業の経緯について聞いた。 僕10代の頃、具体的にいうと16歳くらいから起業を意識していました。当時は大学にいくつもりがなく、バイトばかりしていました。バイト先ではやけに褒められまして、勉強では褒められない僕が初めて成功体験を抱きました。高校を卒業した僕は、トラックの運ちゃんをやったり、オーストラリアに行ったり。不意に前職の代表に出会ったんです。彼を見て僕は、「一番仕事のできる人が社長をやる」という概念を学びました。 彼の元で働き始めた僕は、パソコンも叩けない状態からエンジニアを始めました。当時23歳でした。気合いで3年過ぎた頃にはPMに、その後取締役をやらせていただきました。僕の中では独立することは決まっていたし、彼も器の大きい男でした。「独立しても頑張れ」これが最後に頂いた言葉でしたね。 社員に夢を見せたい。今後は非常識で世界を変える、物作り企業になる。 将来の展望を聞いた。 「アスニカというのは「明日に架ける」という意味でつけた造語です。僕すごく社名で悩みまして、心に決めていた日本語の社名をぶらしたくなかった。希望を持てる、夢を見せられる、明日に向かって邁進できる会社にしていきたいんです。実は僕ら、結構長く受託開発をやっていました。これからはその技術力を生かした自社プロダクトを色々作っていきたいですね。 「FULLTIME」が今はメインプロダクトですが、これ一本というつもりはないです。世の中のためになる源流を作りたい。そのためにも「FULLTIME」を広め、みんなの役に立っていく。結果的に僕らは成長していき、海外に出ていきたい。通販市場は何兆円規模、この大きな市場に爪痕を残していきます。 社会の変革に影響をもたらせる企業に、「アスニカ」の明日には夢が持てる。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。

インタビュー

パーソナルトレーニングジムと体を変えたいユーザーのためのマッチングサービス「ヤセラボ」

斉藤 隼生 株式会社FiNCで過去最高のトップセールスを記録。またパーソナルトレーナーとして2,000名のお客様の身体の悩みを解決する。フィットネス業界に強い課題を感じ、ITを活用して業界の変革を進める。ベストブレインウェルネスアワード2017 準優勝 Previous パーソナルトレーニングジムとユーザーを繋げるマッチングプラットフォーム「ヤセラボ」 ライザップの急成長に伴い、フィットネス市場は4600億円を突破した。まだまだ成長途中にある本市場は、急激な成長に伴いフィットネスジムやパーソナルトレーナーも当然増加している。しかし、確率されたマッチングシステムがなくユーザー側は良いフィットネスが見つからず、法人側は集客ができない。両端の課題を解決するべく、新進気鋭のスタートアップが作る「ヤセラボ」を紹介していきたい。 一言でいうと「パーソナルトレーニングジムとユーザーを繋げる」サービスです。僕らはメディアの形態をとっているマッチングプラットフォーム「ヤセラボ」を提供しています。一般的なジムの情報はもちろん、地域を軸にオリジナルコンテンツも執筆。 例えばダイエット系のコラムやジムのインタビューもあったりします。パーソナルジムの食べログといえば話がわかりやすいと思いますよ。 関東地域、東京で絞った場合の検索画面だ。ざっと200付近の店舗情報があり、写真も豊富なのが特徴的である。 店舗情報の詳細画面になる、支払い方法や特徴なども明記されているのは非常に評価できるポイントである。問い合わせする前にジムのイメージがわかるのはユーザーにとってメリットになる。 また、各ジムに所属しているトレーナーの情報も豊富だ。ある程度目星をつけた上で来店が可能だ。 ユーザーはやはり女性が多いですね。特徴としては30代の方が多く、体を変えたいと思っている方が利用しています。ちょっと筋肉をつけたいとか美容に力を入れたいなどの、ダイエットだけじゃないのも僕らのユーザーの特徴。 ジム側は個人店が多く、1人でやっているところもあります。現在は1000弱の店舗とパーソナルトレーナー5000名付近の情報が掲載されています。  競合についても聞いた。 メディアの競合は少なくないですね、僕らは現在業界第2位ですがどんどん最大手との差が縮まりつつあります。私が元パーソナルトレーナーということもあり、お客様が知りたい情報を積極的に掲載できているのもご好評をいただけているポイントですね。   FINC培った経験を元に起業。パーソナルトレーナーとしての経験が今の事業を支える。 起業した経緯について聞いた。 大学卒業前から人材系のマッチング事業を始めて、学生起業をしました。大学途中でITサービスをやりたいと思い、FINCに入社しました。FINCにいたのは大体2年くらいでしたね。パーソナルトレーナーとしての経験もそこで培いましたね。 フィットネス、ヘルスケア領域でも自分にしか出せないバリューを出していけると自信を持ち始めたのが今の会社創業の理由になります。 Life is MineでLime。理想の自分に近づける人が1人で多く増えるように。 将来の展望を聞いた。 僕らの社名はLime。Life is Mine(人生は自分のものだ)という意味を込めてつけました。理想の自分を誰しもが持っていますが、これに1人でも近づける人を増やしていきたいと思っています。トレーナーのキャリア支援や就職支援も今後やっていきたいと思っていますね。トレーナー自身がより輝ける、それによって輝けるユーザーが増えていく。この流れをサポートできる会社にしていきたいですね。 ヤセラボ事業としては、まず業界No1を目指していきます。ヤセラボプロというトレーナー支援も始めています。まだまだ市場は成長途中にあるので、そのうちジムも足りなくなってきます。僕らは正しいマッチングをサポートした後は、ジム不足に対しても直接出店を通して課題解決を行なっていきたいですね。 フィットネス業界の総合パートナーのポジショニングを狙う、Lime社にこれからも注目していきたい。 編集後記 AIアクセラレーター、募集中。メンタリングを受けた人の感想はこちらやこちら。